【徹底比較】生理中の不安や不快をなくす「昼用生理ナプキン」は?コスト、肌あたり、吸収力を比較してみた

心と体

 【徹底比較】「昼用生理ナプキン」コスト、肌あたり、吸収力どれで選ぶ?メインブランドの特長を比較してみた

2021.05.02

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摩擦が起きにくく、やさしい肌あたり! ボックスタイプの無印良品「生理用ナプキン」

無印良品「生理用ナプキン/羽あり」
“いかにも”なデザインではなく、シンプルなボックスタイプの、無印良品「生理用ナプキン/羽あり」。
長さ:約21cm
価格:399円 
1箱の内容量:10個入

無印良品「生理用ナプキン/羽あり」商品特長
<商品特長>
肌に触れる面の表側にオーガニックコットンを使用し、ふんわり厚みがあります。
ノンポリマー仕様です。

無印良品「生理用ナプキン/羽あり」吸収力・もれにくさ
<実験結果>
もれにくさ...△
ベタつき感...×

無印良品「生理用ナプキン/羽あり」サイズ
<サイズ>

1.1個あたりの価格
39.9円。
今回比較した中では最高値です。
2.肌あたり

ふんわりやわらかい質感です。全体的に厚みがあり、つけている感はあります。ただ、大きく動いても肌への摩擦をほぼ感じることがなく、肌あたりがやさしいところは大満足。
3.吸収力
一面フラットで、エンボス加工やガードがないため、液体が広がりやすいです。
今回比較した中でティッシュへ色移りした量は一番多く、表面に残りやすい結果に。
1個あたりの価格が高いので、交換頻度をあげるというよりは経血量が少ない日の使用がよいかもしれません。
4.コンパクトさ
サイズ(約):タテ10cm×ヨコ11.5cm
厚み(約):2.2cm
ほかのナプキンよりも倍の厚みがあるため、ポーチに入れられる個数は限定されそう。留めテープが付いていないので、捨てるときの包み方に配慮が必要です。

《こんな方、こんなときにおすすめ!》

  • ナプキンと肌の摩擦を軽減したい方
  • ストックするときに生活感をだしたくない方
  • 経血量が少なめの日

オーガニックコットンだけど、かさばらない! 「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」

マツモトキヨシ「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」
モノトーンのシックなパッケージがおしゃれな、マツモトキヨシPBブランド「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」。
ふつうの日~多い日用の長さ:20.5cm
価格:547円 ※参考価格
1パックの内容量:24個入

マツモトキヨシ「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」肌あたり
<商品特長>
100%オーガニックコットンの表面シートを採用し、有機栽培で自然由来・肌へのやさしさにこだわっています。
吸収体ポリマーを配合し、経血をしっかり吸収、サラッと快適。
通気性バックシートを採用しています。

マツモトキヨシ「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」吸収力・もれにくさ
<実験結果>
もれにくさ...○
ベタつき感...×

マツモトキヨシ「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」サイズ
<サイズ>

1.1個当たりの価格
約22.8円。
2.肌あたり
ふんわりやわらかい質感です。オーガニックコットンナプキンは厚めのイメージですが、「ネイチャリス」は一般的なものとほぼ同じ厚みで、付け心地は快適。やさしい肌あたりです。
3.吸収力
うっすら入ったエンボス加工のおかげで、液体の流れを止めて横モレを防止してくれます。無印良品のナプキンより広がりは少なく済みました。
ティッシュへの色移りは無印良品の次に多く、経血量が多いときにはベタつきを感じてしまうかもしれません。
4.コンパクトさ
サイズ(約):タテ9.5cm×ヨコ12.5cm
厚み(約):1.1cm
メインブランドのものと変わらないコンパクトなサイズです。

《こんな方、こんなときにおすすめ!》

  • オーガニックコットンとノーマルタイプの両方のメリットを求める方
  • ストックするときに生活感をだしたくない方
  • 経血量が少なめの日

 

<比較結果まとめ>生理中を快適に過ごすためのポイントは「使い分け」

比較結果まとめ

比較結果を大きくまとめると、以下のようになりました。

コストの安さ
「elis(エリス)新・素肌感」「ソフィボディフィット」「ロリエ 肌きれいガード」

肌あたりのよさ
「ソフィ はだおもい®」「elis(エリス)素肌のきもち」「無印良品 生理用ナプキン」「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」

もれにくさ
「ソフィ はだおもい®」「elis(エリス)素肌のきもち」

ベタつきなく、さらっと感
「ロリエ 肌きれいガード」「elis(エリス)素肌のきもち」

ポーチインにかさばらない
「ロリエ 肌きれいガード」

パッケージのおしゃれさ
「無印良品 生理用ナプキン」「ネイチャリス オーガニックコットンナプキン」

メインブランド5種に関しては、吸収力に多少の差はあれど、それぞれのメリットがあり「どれも優秀」という結果に。
オーガニックコットンナプキンは、ベタつき感の項目で×をつけましたが、使い方次第で“肌への負担が少なく済む”というメリットを活かすことができると思います。
 

生理中をより快適に過ごすポイント

生理中をより快適に過ごすためには、経血量や肌の調子など身体の状態に合わせ、ナプキンの使い分けをするとよいかもしれません。

たとえば、

  • 生理が始まったばかりで経血量がそこまで多くはないとき、交換頻度が高くても困らないときには「安価で買えるもの」を選ぶ
  • 経血量が多くなってきたとき、外出するときには「吸収力の高いもの」を選ぶ
  • 生理の終わりかけで肌への負担が気になってきたら「肌あたりのよいもの」や「オーガニックコットン」に切り替える

など、数種類をストックしておくことで、自分の身体としっかり向き合うことにもつながるのではないかと思います。

今まで特に意識せずに同じものを使い続けていた方は、これを機に、そのときの自分に合った生理ナプキンを選んでみませんか? 憂うつになりやすい日を少しでも快適に過ごすために、一度見直してみることをおすすめします。

※ご紹介した商品は掲載当時の情報のため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※付け心地の感じ方は個人差があります。比較結果はあくまでも参考に留めてください。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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