スリムタイプの生理ナプキン比較結果まとめ
ふんわりタイプの生理ナプキンは価格にバラつきがありましたが、スリムタイプに関しては1個あたり12円~15円と価格面では大差なし。
さまざまなブランドで「吸収力○倍!」といった表記も多く、薄くて不安……と思いがちなスリムタイプも、じつは吸収力が優秀であることもわかりました。
以下、比較結果のまとめです。
◆スリムな付け心地
「ロリエ スリムガード」
◆フィット感
「ソフィ センターインコンパクト1/2」「ソフィ はだおもい® 極うすスリム」
◆蒸れにくさ
「ロリエ しあわせ素肌 超スリムタイプ」
◆肌あたりのよさ
「ソフィ はだおもい® 極うすスリム」「ソフィ センターインコンパクト1/2」「elis(エリス)コンパクトガード」
◆コンパクトさ
「ソフィ センターインコンパクト1/2」
◆吸収力
「ロリエ スリムガード」「ロリエ しあわせ素肌 超スリムタイプ」
使うシーンや好みに合わせて、スリムタイプを上手に使い分けるとよさそうですね。
<番外編>「はだおもい®」ふんわりタイプ VS 極うすスリム、薄さや吸収力はどれくらい違う?
生理ナプキンを展開するメインブランドの中では、「ふんわりタイプ」と「スリムタイプ」の両方を扱うブランドも多くあります。
肌あたりのよさを考えるなら「ふんわりタイプ」を、ボトムスへの響きにくさや持ち歩きのしやすさなら「スリムタイプ」を選ぶのがセオリーですが、実際にどれくらいの違いがあるのかが気になる方も多いのでは?
そこで今回は、メインブランドを代表して「ソフィ はだおもい®」の両タイプを比較してみました。
(上)「ソフィ はだおもい® ふんわりタイプ」多い昼~ふつうの日用、羽つき、21cm
価格:396円 ※参考価格
1パックの内容量:26個入
(下)「ソフィ はだおもい® 極うすスリム」多い昼~ふつうの日用、羽つき、21cm
価格:347円 ※参考価格
1パックの内容量:24個入
◆1個あたりの価格
ふんわりタイプは1個あたり約15.2円。
極うすスリムは1個あたり約14.5円。
価格の違いは大差ありませんでした。
◆外装サイズ
ふんわりタイプは(約)タテ11cm×ヨコ12.5cm。
極うすスリムは(約)タテ9cm×ヨコ12.5cm。
タテ幅は、極うすスリムのほうがややコンパクト。
◆開封前の個装サイズ
どちらも、
(約)タテ9.5cm×ヨコ12.5cmで同じです。
◆個装の厚み
ふんわりタイプは(約)1cm。
極うすスリムは(約)0.5cm。
厚みは2倍の差があります。
◆ナプキンの薄さ
ふんわりタイプは(約)6mm。
極うすスリムは(約)3mm。
こちらも2倍の差があります。タイトなスカートやパンツをはくときや、長時間の外出で多く持ち歩きたいときには「極うすスリム」を選ぶとよさそうです。
◆肌あたり
厚みに2倍の差はあるものの、ふんわりとしたソフトな肌あたりはほぼ同じ。極うすスリムは、ふんわりした肌あたりはそのままに薄くなっていることがわかりました。
◆吸収力実験結果
スポイトを使い、それぞれのナプキンの中央に300mlの色水を吸収させた結果がこちらです。
ふんわりタイプのほうがサイドにも後ろにも広がりにくく、中央でたっぷりと吸収しました。
サイドの立体ギャザーを持ち上げてみると、その差は明確! 吸収力は、ふんわりタイプのほうに軍配があがりました。
薄いわりには極うすスリムも吸収力がありますが、長時間交換できないときには「ふんわりタイプ」を選ぶとよいかと思います。
2つのタイプの特長を参考に、その日の自分に合った、好みに合ったナプキンを選んでみてはいかがでしょうか?
薄くてかさばらず、ストレスフリーな付け心地がメリットのスリムタイプの生理ナプキン。
経血量やその日の予定などに合わせてナプキンの厚さを選ぶことで、より快適に過ごせるようになるはずです。賢く上手に使い分けて、生理中の負担を軽減できるといいですね。
※ご紹介した商品は掲載当時の情報のため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※付け心地の感じ方は個人差があります。比較結果はあくまでも参考に留めてください。