「夜中にトイレに行きたくなる…。」もしかしてプレ更年期かも。今すぐやるべき【3つの頻尿対策】

心と体

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 今すぐやるべき【3つの頻尿対策】
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もくじ

その「頻尿」プレ更年期の症状かも?
自分でできる頻尿対策
1.規則正しい生活や軽い運動
2.排尿を少し我慢し膀胱訓練
3.頻尿には漢方薬も効果的
頻尿を改善して毎日を過ごしやすく!

2.排尿を少し我慢し膀胱訓練

排尿したくなったときに、5~10分ほど短時間だけ排尿を我慢することを「膀胱訓練」といいます。膀胱訓練をすると、排尿をコントロールする筋肉を鍛えることができます。
排尿訓練では、尿道を締めることを意識することが大事です。ただし、長時間我慢しすぎると、腎臓に負担をかけることになり、病気の原因にもなるので気をつけましょう。

3.頻尿には漢方薬も効果的

頻尿

頻尿などの不調の多くは、心身のバランスが乱れてしまったために起こるものです。漢方薬は症状と体質に合ったものを飲むことで全身のバランスを整えていくため、ずっと抱えていた不調に、とてもよい効果をもたらします。自然由来の生薬で構成されている漢方薬なら、からだ全体のバランスをうまく調整し、体質から改善を目指せるでしょう。
不調の改善のためにバランスのとれた食生活や運動習慣を継続するのは大変という方でも、漢方薬なら症状や体質に合うものを飲むだけなので、手軽に毎日続けられそうですよね。

〈頻尿に悩む方におすすめの漢方薬〉
八味地黄丸(はちみじおうがん):体力があまりない方向けの漢方薬です。頻尿や尿漏れ、残尿感を始め、腰痛などにも用いられます。

猪苓湯(ちょれいとう):体力に関係なく使用できます。頻尿、排尿痛、排尿困難のほか、むくみにも用いられます。

清心蓮子飲 (せいしんれんしいん):体力が低下した人向けの漢方薬です。頻尿や排尿痛、尿の出が悪い場合などの排尿障害に用いられます。

漢方薬は自分の体質に合っていなければ、よい効果が見込めないだけでなく副作用が起こることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるためにも、購入時には、できる限り漢方に詳しい医師、薬剤師などにご相談ください。

「お手頃価格で不調を改善したい」という方には、スマホで気軽に薬剤師に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AIと漢方のプロが効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。

頻尿を改善して毎日を過ごしやすく!

頻尿は仕事でもプライベートでも困るうえ、プレ更年期の女性の代表的な悩みごとのひとつです。今回紹介した対処法をぜひ参考にして、頻尿に悩まされない生活をとり戻しましょう!

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著者

木村 眞樹子

木村 眞樹子

医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。 妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。 臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。 また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行なっている。

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