みなさん、今日の朝ごはんは何を食べましたか。
「たんぱく質をしっかり朝ごはんでとって、元気になりたい」連載第9回です。
なんだかわからないけれど、とにかくだるくてやる気が出ない……。
そんな不調に悩まされていた私が、とにかく何とか、少しだけでも元気になりたい! と必死で取り組んでいるのが朝ごはん改革。
40代以上が陥りやすいという「隠れ栄養失調」と「たんぱく質不足」が原因では? とにらんで始めたたんぱく質強化作戦、ちょっとずつ成果が出始めています。わたしの食べている朝ごはん、ぜひ見てみてくださいね。
第1回 50歳目前の料理家が「たんぱく質朝ごはん」チャレンジを続ける理由
第2回 食欲のない朝も箸がすすむ「豆乳冷や汁」
第3回 いろいろな食感が楽しい「サラダごはん」
第4回 手軽にたんぱく質がとれる「豆乳スムージー」
第5回 新しい味の発見「ナンプラーちくわパン」
第6回 巻けば食欲アップ「メキシカンオムレツ」
第7回 とろけるチーズと半熟たまごの「とろとろグラタンパン」
第8回 5分でつくれる「鶏そぼろごはん」
食欲のない朝にも、さらりと食べられる「たらこ茶碗蒸し」
◎たらこ茶碗蒸し
今日の朝ごはんは、たらこ茶碗蒸し。
具はたらこのみでシンプルふるふるに仕上げます。
できたて熱々が肌寒い日には美味しく、涼しくなってきた朝にぴったりなのです。
私みたいに、朝にはごはんが食べづらい人には特におすすめ。
優しい味と口当たりで、するりと喉を通ります。
朝には、気軽に一人分をレンジで
夜には大きな器に入れ、お湯を入れたフライパンで20分くらいかけてふるふるに蒸すのですが
朝には1人分をレンジでさっと仕上げます。
1人分ずつ作れるので、自分のための朝ごはんにぴったり。
わが家では子どもたちの朝ごはんの時間が著しくずれているので(娘は6時、息子は8時)、それぞれの食べる時間にできたてを作れるのも嬉しい。
ごはん時間がずれている家族の、晩ごはんの一品にも便利ですよ。
「レンジでたらこ茶碗蒸し」の作り方
たらこ茶碗蒸し(1人分)
【材料】
- 卵 1個
- 水 150ml
- 白だし 大さじ1
- たらこ 1/4腹くらい
【作り方】
材料全部を混ぜて
↓
レンジ強(600W)1分
↓
レンジ弱(200W)4分 で出来上がり。
表面はちょっとポコポコしてしまいますが、中身はふるふる!
ほんとになめらかに仕上げたい方は蒸すことをおすすめしますが、十分すぎるほどに美味しいですよ。
通常のおかずの茶碗蒸しだと、卵1個で1人分ですが朝にしっかり卵を食べるためのレシピなので、卵1個で1人分です。
ほかのおかずも食べる方は半分の量でお試しください。
白だしがないときには、
だし 150ml + 塩 ひとつまみ
で味つけしてください。
スープ感覚で大きなスプーンで
たらこ、辛子明太子、どちらでも美味しい。
朝には焼いた卵だと喉を通りづらいことがあるのですが、飲めるくらいにゆるく作っている茶碗蒸しなので、スープ感覚で食べられるのも魅力。
大きなスープスプーンですくって食べています。
ごはんを入れれば、これだけで立派な朝ごはんになりますよ。
食欲がある日には、味噌汁やほかのおかずを添えて茶碗蒸し定食にすることも。
友人たちからも
「作ってみたよ。美味しかった!」
との反響が大きかったこのレンジで茶碗蒸し。ぜひお試しください!
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