とろとろ卵でとじる「胃腸の活性化を助ける食材」とは?【食欲増進レシピ】

料理・グルメ

2024.01.30

独特の苦味と香りが冬の鍋に欠かせない春菊。実はアクも少なく、生サラダでも食べれるほど爽やかな野菜です。今回はそんな春菊の香りと食感を生かし、下茹で無しでさっと仕上げる「春菊としょうがの卵とじ」をご紹介します。

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春菊の香りが胃腸を助ける

春菊出典:www.photo-ac.com

春菊独特のあの香りは「ペリルアルデヒド」といわれる成分。しそなどにも多く含まれており、胃腸の活性化が期待され、重くなりがちな濃い料理をさっぱりと変えてくれます。また春菊はアクが少ないのであまり加熱しすぎずに、香りと食感を活かす調理法がおすすめです。

今回は調味料でさっと茹で、そのまま卵とじにしていきます。しょうがも入っているので、胃も体も温まる食欲増進レシピです。

春菊としょうがの卵とじ(調理時間:5分)

春菊の卵とじ

材料(2人分)

・春菊(3cm幅)……100g
・卵……2個
・しょうが(すりおろし)……小さじ1〜2

(調味料)
・しょうゆ……小さじ2
・みりん……小さじ2
・水……100ml
・顆粒だし……小さじ4分の1

作り方

1. 小鍋で調味料を沸かし、しょうが、春菊を入れて中火で1分ほど煮ます。

調理1

2. 春菊がくたっとなってきたら、卵をといて3分の2ほど回し入れてふたをし、白身がある程度かたまるまで1〜2分煮ます。

調理2

3. ふたを取り、残りの卵を回し入れ、お好みのかたさまで火を入れてできあがり。

調理3

まとめ

⚫︎春菊の香り成分は、胃腸の働きを活発にする
⚫︎アクが少ないので下茹ではいらない
⚫︎しょうがと合わせると胃も体もポカポカに

お肉が無くても立派なおかずになる春菊の卵とじ。冬の胃休めにもなりますので、ぜひお試しください。

<参考>
『新・野菜の便利帳 健康編』 名取貴光監修

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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