春菊の香りが胃腸を助ける
春菊独特のあの香りは「ペリルアルデヒド」といわれる成分。しそなどにも多く含まれており、胃腸の活性化が期待され、重くなりがちな濃い料理をさっぱりと変えてくれます。また春菊はアクが少ないのであまり加熱しすぎずに、香りと食感を活かす調理法がおすすめです。
今回は調味料でさっと茹で、そのまま卵とじにしていきます。しょうがも入っているので、胃も体も温まる食欲増進レシピです。
春菊としょうがの卵とじ(調理時間:5分)
材料(2人分)
・春菊(3cm幅)……100g
・卵……2個
・しょうが(すりおろし)……小さじ1〜2
(調味料)
・しょうゆ……小さじ2
・みりん……小さじ2
・水……100ml
・顆粒だし……小さじ4分の1
作り方
1. 小鍋で調味料を沸かし、しょうが、春菊を入れて中火で1分ほど煮ます。
2. 春菊がくたっとなってきたら、卵をといて3分の2ほど回し入れてふたをし、白身がある程度かたまるまで1〜2分煮ます。
3. ふたを取り、残りの卵を回し入れ、お好みのかたさまで火を入れてできあがり。
まとめ
⚫︎春菊の香り成分は、胃腸の働きを活発にする
⚫︎アクが少ないので下茹ではいらない
⚫︎しょうがと合わせると胃も体もポカポカに
お肉が無くても立派なおかずになる春菊の卵とじ。冬の胃休めにもなりますので、ぜひお試しください。
<参考>
『新・野菜の便利帳 健康編』 名取貴光監修