「トイレブラシ」はもういらない。掃除のプロが実践する“メリットだらけのトイレ掃除方法”

家のこと

stock.adobe.com

2024.09.08

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。定番の掃除グッズとも言える「トイレブラシ」。使い捨てやスポンジ、ブラシなどさまざまなタイプがありますが、わたしはどれも使っていません。ここでは、トイレブラシを手放した理由と、おすすめの掃除方法についてご紹介します。

広告

トイレブラシを手放した。その理由は……

トイレブラシ出典:stock.adobe.com

もともとは、トイレブラシを愛用していました。使っていたタイプもいろいろで、「スポンジ→ブラシ→使い捨て」となかなかの浮気も(笑)。
結果的にトイレブラシそのものを使わなくなったのですが、ちゃんと理由があります。

・トイレブラシの置きっぱなしは不潔
・ブラシのお手入れが面倒&汚い
・使い捨てタイプはコスパがよくない
・ブラシでは落ちない部分がある(ふち裏など)

ブラシ・スポンジタイプは繰り返し使えるものの、基本は置きっぱなしなので衛生面が問題。濡れたまま放置すると雑菌が繁殖するため、「汚れたブラシで掃除するのはリスクがあるんじゃ……」と思ったのも大きな理由です。

使い捨てのトイレブラシ

また、使い捨てのトイレブラシは便利だけど、コスパがいいとは言えません。本体部分は汚れるので、掃除をしたら都度お手入れが必要。結局は手間がかかります。

こういった理由で、わたしはトイレブラシを捨てました。

◆人気「クリームクレンザージフ」の掃除術も読む:意外と知らないお風呂掃除術
◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”
◆人気「キッチン泡ハイター」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“3つの場所”

トイレ掃除は「手洗い掃除」がおすすめ

トイレの手洗い掃除に使うもの

トイレブラシを手放してからは、使い捨てスポンジ・洗剤・手袋を使って「手洗い」しています。やり方はシンプルで、手袋をはめてスポンジで便器をこするという大胆な方法です(笑)。

便器内をスポンジで掃除する

中性洗剤をかけて、便器内の汚れをこすり落としていきます。

ふち裏の掃除も楽々

トイレブラシでは届かないふち裏や……。

頑固の黒ずみもきれいに落ちる

頑固な黒ずみ汚れも、こするだけで落ちます。手でこする分、小さな汚れも見落とさずしっかりきれいになるので、短時間で便器がピカピカです。

スポンジは手袋に包んで捨てる

使ったスポンジは、手袋を外しながら包んで袋にポイ! 便器の中に手を突っ込んで洗うことに抵抗がある方もいるかと思いますが、正直慣れればなんてことありません。
むしろ、ささっとこするだけで便器がきれいになるラクさとコスパがいいメリットの方が大きく、わたしは数年手洗いを続けています。

トイレブラシがないと、見た目的にも清潔感がアップ! 思い切って手放したら、たくさんの“いいこと”がありました。
この記事を読んで「トイレブラシ、なくてもいいかも……」と思った方は、ぜひ手洗いに挑戦してみてはいかがでしょうか。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告