「ヤクルト」の意外と知らない“飲み方の注意点”「今日から毎日飲む…」「誤解してた!」

心と体

2024.09.25

腸活アドバイザーの三木ちなです。「手洗い、うがい、ヤクルト」のキャッチフレーズでおなじみのヤクルト。風邪がはやり始める秋冬の体調管理に欠かせないドリンクですが、腸内環境の改善にどんなメリットがあるのでしょうか? ここでは、ヤクルトが腸活にきくのか、「飲み方の注意点」と合わせてご紹介します。

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ヤクルトが腸にいいって本当?

ヤクルト

ヤクルトのボトルには、「生きて腸で働く乳酸菌 シロタ株」と記載がある通り、ヤクルトの主成分は“シロタ株”です。
このシロタ株こそ、わたしたちの腸によい働きをしてくれるもの。“生きたまま”腸に届き、ビフィズス菌などのよい菌を増やしてくれます。同時に、大腸菌などの悪い菌を減らす働きも。
ヤクルトを飲むと“いいこと”はほかにもたくさんありますが、ヤクルトを飲む習慣をつけるだけで腸内環境が今よりも整うのは言うまでもありません。

ヤクルトを飲むときの注意点

腸の調子を整えてくれるヤクルトですが、飲み方にはいくつか気をつけるべきことがあります。

「1日1本」続けて飲む

ヤクルトを手に持っているところ

ヤクルトに含まれる「シロタ株」は、腸内に定着しません。そのため、1〜2日飲んだからといって、効果が長く続くものではないんです。
腸内環境を整えるのなら、1日1本継続的に飲むことが大切。ただし、ヤクルトは医薬品ではないので、飲む時間に決まりはありません。
飲みすぎても効果が倍増することはありませんので、飲みすぎは避けて「1日1本」にとどめましょう。

冷蔵庫から出してすぐに飲む

冷蔵庫から取り出したヤクルト

ヤクルトは10℃以下の(冷蔵)保存が基本です。ヤクルトに含まれる乳酸菌は、温度が高いと死滅する恐れがあります。
菌を生きたまま腸に届けるためにも、できるだけ冷蔵庫から出してすぐ飲みましょう。ただし、冷たい飲み物が苦手な方は、常温で人肌まで戻すのはOKです。電子レンジや鍋で温めるのは避けてください。

1日1本のヤクルトを習慣に

感染病や風邪が流行するこれからの時期、腸内環境を整えてくれるヤクルトは心強い味方です。
飲み方には気をつけて、「うがい、手洗い、ヤクルト」を習慣化してください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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