ヤクルトが腸にいいって本当?
ヤクルトのボトルには、「生きて腸で働く乳酸菌 シロタ株」と記載がある通り、ヤクルトの主成分は“シロタ株”です。
このシロタ株こそ、わたしたちの腸によい働きをしてくれるもの。“生きたまま”腸に届き、ビフィズス菌などのよい菌を増やしてくれます。同時に、大腸菌などの悪い菌を減らす働きも。
ヤクルトを飲むと“いいこと”はほかにもたくさんありますが、ヤクルトを飲む習慣をつけるだけで腸内環境が今よりも整うのは言うまでもありません。
ヤクルトを飲むときの注意点
腸の調子を整えてくれるヤクルトですが、飲み方にはいくつか気をつけるべきことがあります。
「1日1本」続けて飲む
ヤクルトに含まれる「シロタ株」は、腸内に定着しません。そのため、1〜2日飲んだからといって、効果が長く続くものではないんです。
腸内環境を整えるのなら、1日1本継続的に飲むことが大切。ただし、ヤクルトは医薬品ではないので、飲む時間に決まりはありません。
飲みすぎても効果が倍増することはありませんので、飲みすぎは避けて「1日1本」にとどめましょう。
冷蔵庫から出してすぐに飲む
ヤクルトは10℃以下の(冷蔵)保存が基本です。ヤクルトに含まれる乳酸菌は、温度が高いと死滅する恐れがあります。
菌を生きたまま腸に届けるためにも、できるだけ冷蔵庫から出してすぐ飲みましょう。ただし、冷たい飲み物が苦手な方は、常温で人肌まで戻すのはOKです。電子レンジや鍋で温めるのは避けてください。
1日1本のヤクルトを習慣に
感染病や風邪が流行するこれからの時期、腸内環境を整えてくれるヤクルトは心強い味方です。
飲み方には気をつけて、「うがい、手洗い、ヤクルト」を習慣化してください。