冬場は洗濯物がなかなか乾かない……
冬場は、どうしても洗濯物が乾きにくくなりますよね。朝早く洗濯物を干しても、夕方になっても乾かない日も少なくありません。
特に子どもの着替えや体操着などは、急いで乾かしたい場面が多くあります。とはいえ、部屋干しが続くと、生乾きのにおいや干す場所の確保に悩まされがちです。
そこで調べてみたところ、洗濯したジーンズを短時間で乾かす裏ワザを見つけたので、実際に試してみました。
洗濯したジーンズを早く乾かす方法
筒状に吊るして干す
ジーンズを早く乾かしたいときに効果的なのが、筒状に吊るして、風が通りやすい状態で干す方法です。

ウエスト部分をピンチハンガーや洗濯ばさみで広げて留め、全体が筒状になるように立体的に干しましょう。こうすると洗濯物の内側に空気の通り道ができ、外側と内側の両方から乾燥が進みます。
普通に二つ折りにして干すと、生地が密着して湿気が逃げにくいのが悩みどころですが、筒干しなら、乾きづらい股部分や太もも周りの厚い生地もスムーズに乾くのがポイント。
裏返さず、表向きで干す

また、ジーンズを干すときは裏返さず、表向きの状態で干すほうが乾きが早いのだそう。
一般的に、布が重なっている部分は乾きにくいため、ポケットや縫い目の多いズボンは裏返して干すと風が当たりやすくなり、乾きが早いといわれています。しかし、ジーンズの場合は後ろのポケット部分の生地が厚く、しかも折り返し構造で空気がこもりやすいため、裏返すよりも表向きのまま干したほうが乾燥が早く進みます。
実際に表向きで筒干しを試してみたところ、普段より乾きが早く、さらには全体がムラなく乾いたのを実感できました。冬場の洗濯物の乾きにくさに悩んでいる人は試してみてください。
注意点
※洗濯物の乾きやすさは、温度や湿度などの環境条件によっても変わるため、効果には個人差があります。
※外で干す場合、一部のジーンズメーカーでは色落ち・変色防止のために裏返し陰干しを推奨しています。乾燥速度と色落ち防止のどちらを優先するかに応じて、干し方を選択してください。

