今日からすぐ!できるランニング
「いつか走ってみたい」と思ってはいるものの、なかなかデビューの日を迎えられずにいる人はいませんか?イラストのような全身ガッツリなランニングファッションでキメなくても、今の季節ならTシャツの上にウィンドブレーカー、もしくは軽めの長袖ジャージ、ボトムスはスウェットやジョガーパンツで充分です。ランニングシューズはお高めなので、ひとまず歩きやすいスニーカーを履いて、家の近くをゆるっと走ってみましょう。
公園や川沿い、線路沿いの道がオススメ
実は冬はとてもランニングに適した季節。1日でも早く走り始めれば、ダイエットや筋肉の強化にもなり、汗もかくので肌もつるつる!いいことだらけです。では、どこを走るか?ですが、近くに公園があれば、そこを目指してみましょう。広めの公園なら、ランニングコースを設定しているところもあるので、マップを確認してから出かけてもいいですね。他には線路沿いの道をまずは1駅分往復してくるとか、川沿いの道を15分ほど走って帰ってくる…のはどうでしょう?アップダウンが少ない方が楽に走れます。
超ビギナー皇居ランデビューレポート
前回、皇居ランの楽しさをレポート(https://saita-puls.com/25004)しましたが、今回は「いつか走ってみたい!」とシューズを購入してデビューの日を待っていた編集部A子が参戦!A子は職場から、私は取材後に出張先のホテルから皇居近くへ向かって着替えを済ませ、皇居ラン後は乾杯という段取りです。
待ち合わせは梅の湯
ランナーズステーションといって、ランナーのために着替える場所を提供している銭湯やスポーツジムなどが皇居をはじめ、各地のランナーが多い地域にあります。また多くのスーパー銭湯がランステとして多くの地域でランナーに更衣と荷物預かりの場所を提供しています。もちろんランニングの後はお風呂でゆっくりと疲れを癒せます。ということで、今回待ち合わせの場所に決めたのがランステ利用できる皇居近く神保町の「梅の湯」さんです。
とても分かりにくい路地裏のマンション1階の梅の湯さんに、やっとたどり着いた!と思ったら真っ暗…そしてシャッターには貼り紙が。なんと今日は臨時休業!
急遽、神田橋近くの「稲荷湯」へ
梅の湯のシャッター前で立ち尽くしていると、スーツ姿でリュックを背負いシューズバッグを持った一目でランナーとわかる男性が「なんだ、休んでたのか…」後から自転車でやってきた東京下町マダムが「なによ~明日雨だっていうからさ、今日あったまろうと思ってきたのに!」と。男性が「今朝ここに工事車両来てたんスよね。」「あら~急だったのね…仕方ないわ。」すぐさまマダムに、近くの銭湯をたずねると「ああ、神田橋の近くのさ稲荷湯があるじゃない、あそこ行きなさいよ。」と。慌ててA子にLINEを投げ、梅の湯から徒歩20分の稲荷湯へ!
大手門から、いざ!
稲荷湯からは大手門交差点が近く、ビルの明かりもあり明るくてわかりやすいのでここからスタートすることにしました。まずは思い思いにテキトーにストレッチ。5キロほどの距離で冬ということもあり、ドリンクは無くてもOK。大手門からだと緩やかな下り坂なので、以前挑戦した竹橋スタートよりもウォーミングアップがてら気楽に走れます。
いよいよスタート!
竹橋を通り東京国立近代美術館付近から上り坂が続きます。途中明るいライトに照らされた首都高速環状線代官町出入り口が見えます。ここは上り坂なので、ぐいぐい追い抜いてくるランナーさんは少な目な場所ですが、歩道が大手門付近よりも狭くなっているので、ゆっくりペースの人は左側に寄っておきましょう。
18時台には学生さんが大勢ストレッチをしたり集合場所にしていた桜田門付近ですが、20時頃には誰もいません。この門の内側にトイレがあります。目印になる時計台もあるので、ここを待ち合わせにする人が多いのかもしれません。
1周五キロ!感動の?!ゴール!
そしてついに!超ビギナーA子が感動の初皇居ラン初ゴール!写真を見てわかるとおり、決してクタクタではなく余裕をもっての笑顔のゴールでした!大手門付近はコースの中でもビルの灯りや車のライトに照らされて、映えるポイントなので、撮影にはオススメです。意外にもスタート&ゴールにする人は少ない穴場のようです。
早速A子に感想を聞いてみると「意外ととても走りやすくて、しかもとにかく気持ちが良くて!途中歩いたりもしましたが、夜でも街灯があって明るいしランナーだけじゃなく人通りもあるのも安心。これはハマる気持ちがわかります!絶対にまた走ります!」とのことでした。
明日から?いえ今日から!走りましょう。
『「やらない」言い訳を考えるのは、2秒もあれば誰でも思いつく』そうですが…「やる」理由を生み出すのはなかなか大変!でも、ゆるゆるとご近所をおしゃべりできそうなスピードでなら、いつでもきっとできるはず。ウェアがなくても初めに書いたように部屋着のようなスタイルでもOK。ノーメイクが恥ずかしいなら夜ランに。たくさん走らなくても遅くても、時々歩いても、コンビニに寄り道しても(私です!)まずは一度やってみるのが大切。きっとA子の体験が特別でないことに気づくはずです。ぜひ今日からランニングの楽しさを味わってみてくださいね。