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鏡のうろこ汚れが白く目立つ!極力ラクな”つけ置き”するだけの水あか掃除術【タスカジさんに聞く!週末小掃除テクニック】

家のこと

2021.06.07 更新

毎日使うお風呂場は、水あかやカビがあって掃除も大変。極力カンタンで、疲れずにキレイにする方法が知りたい! そこで、家事の達人「タスカジ」のミホさんに、お風呂掃除のついでにできるラクな水あかのお掃除術を教えていただきました。

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連載:年末ラクになる週末小掃除テクニック

ガンコなうろこ汚れには“酸性洗剤”が効果的

 クエン酸水

水あかの汚れはアルカリ性のため、酸性のものを使うと汚れが落ちやすくなりますよ。キッチンやトイレ掃除などでも使った「クエン酸水」や、水あかに効果のあると書かれた洗剤を使いましょう。

100円ショップには「クエン酸水」というボトルのものが売っていますのでそれを使うか、または水200mlに小さじ1のクエン酸の粉末を混ぜたものをスプレーボトルに入れて作ることもできます。このほかにラップを用意してくださいね。

吹きかけてパックすれば汚れがゆるむ。しっかり汚れをこそげ落とすことがコツ

 

お風呂場の鏡は水あかが最も目立つ場所の一つです。まずはクエン酸水を鏡に吹きかけ、乾燥しないようにラップでパックしましょう。

 

そのまま20〜30分置いたら、パックしていたラップで鏡を磨きます。クエン酸で浮いたうろこ汚れが、力を入れなくてもカンタンにキレイになると思います。

キッチンやトイレなどどこの場所でも同じですが、水あかは洗剤をかけて時間を置いたら、流すだけですぐに汚れが落ちるわけではありません。洗剤で浮いた汚れを剥がしていくイメージで、しっかりこそげ落とすことがポイントです。

シャワーヘッドは“クエン酸水×ハブラシ”でピカピカに!

 

シャワーヘッドも同じ要領で、クエン酸水をかけたらラップでパックし20〜30分置きましょう。シャワーの水が出る部分に、水道水に含まれるカルシウムが固まっている場合があります。そんなときは、クエン酸でパックしたあと、使い終わったハブラシで磨くとキレイになりますよ。

水あかが手強くてなかなか取れないときは?

もしクエン酸水をかけて時間を置いても水あかがまだ取れないときは、もう一度クエン酸水をかけ、ラップをして、再度時間を置いて同じ工程を繰り返してくださいね。クエン酸は強い洗剤ではないので問題ないと思いますが、浴室の素材によってはメッキなどが剥がれることもあるようです。長時間つけおきするのではなく、20〜30分に一度必ず確認すると安心です。

お風呂掃除をする際に、カビ取り剤で塩素系漂白剤を使う場合もありますね。もし塩素系漂白剤を使う場合は、クエン酸水と混ざると危険です。しっかり塩素系漂白剤を流してから使ってください。

頑固な水あかもクエン酸水でつけおきしてから軽く磨くだけで、大した負担もなくキレイになりますよ! 毎日のお風呂掃除のついでにサッとできるのではないでしょうか? 

次回はお風呂場の忘れがちなあの部分の掃除についてご紹介します。

教えてくれたのは……タスカジ ハウスキーパー ミホさん

 

家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、掃除と整理収納部門で活躍。ナチュラル洗剤から今話題のお掃除グッズまで、日夜独自に研究。各家庭に合わせた、丁寧なお掃除と心のこもった収納アドバイスでリピーターも多数。100円ショップや身近な道具を使った家事が得意で、主婦目線の簡単で続けられるテクニックが好評。取材歴多数。時短家事コーディネーター。『タスカジさんが実践! 快適! キッチンのスゴ技 収納・しくみづくり・掃除・料理: 時短!家事ラク! お役立ちアイデア集』(徳間書店)でも掃除のワザを多数紹介。

取材協力:タスカジ

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