わからないことだらけの書類との格闘

作画・原案:チッチママ
「お金に換算する」という乗り切り方
チー父が倒れてからチー母に次々と押し寄せたさまざまなこと。その中でも特に苦しめられたのが、書類の申請でした。
傷病者手当や要介護認定の申請。わからないことをひとつずつ調べながら書類を作り、連日のように役所へ通う日々に、チー母はすっかりヘトヘトになっていました。
介護の負担というと、身の回りの世話などに目が向きがちです。けれど実際には、制度を利用するために調べたり、書類を書いたり、窓口へ出向いたりする時間も積み重なっていきます。こうした「事務作業」は、外からは見えにくい負担のひとつです。
そんなチー母が乗り切るために考えたのが、「この書類を書けば〇十万もらえる」とお金に換算することでした。終わりの見えにくい作業にも、具体的なゴールが見えると向き合い方が少し変わる。介護を続ける日々には、そんな自分なりの乗り切り方が助けになる場面もあるのかもしれません。
