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会えないコロナ禍の入院、LINEの「既読」ひとつで救われた日。<介護7年目の壁>

家族・人間関係

2026.09.05

この漫画は、漫画家・チッチママさんのお母さんチー母が、脳出血で倒れた夫・チー父を約7年にわたって介護してきた実体験をもとに描く連載です。介護の日々のなかで感じた戸惑いや葛藤、家族だからこそ生まれる感情や変化をありのままにお届けします。今まさに介護をしている方にも、これから介護と向き合うかもしれない方にも、そっと寄り添い、何かのヒントとなる物語です。

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連載:介護7年目の壁

既読がつくだけで、涙が出るほど嬉しかった。

漫画

作画・原案:チッチママ

「既読」がくれた、小さくて大きな安心

大切な人が入院して面会できない時間、家族を不安にさせるのは、「何も分からない」こと。チー父が脳出血で入院したのは、病院で面会ができないコロナ禍でした。

LINEで送ったメッセージが既読になるかどうか。それだけを毎日待っていた時期があるそうです。既読がつかないというのは、単に「見ていない」ということ。でも、そのことが「なぜ見られないのか」という問いを次々と呼び込んで、不安はどんどん膨らんでいきます。

既読がついた瞬間というのは、「自分でスマホを操作できた」という証拠。会いに行けなくても、チー父が今どんな状態にあるかを教えてくれる、ひとつのしるしになっていたのです。

だからこそ、数日ぶりの既読がこれほどの喜びになります。会えない分だけ、ちいさなサインが大きく届きます。

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