既読がつくだけで、涙が出るほど嬉しかった。

作画・原案:チッチママ
「既読」がくれた、小さくて大きな安心
大切な人が入院して面会できない時間、家族を不安にさせるのは、「何も分からない」こと。チー父が脳出血で入院したのは、病院で面会ができないコロナ禍でした。
LINEで送ったメッセージが既読になるかどうか。それだけを毎日待っていた時期があるそうです。既読がつかないというのは、単に「見ていない」ということ。でも、そのことが「なぜ見られないのか」という問いを次々と呼び込んで、不安はどんどん膨らんでいきます。
既読がついた瞬間というのは、「自分でスマホを操作できた」という証拠。会いに行けなくても、チー父が今どんな状態にあるかを教えてくれる、ひとつのしるしになっていたのです。
だからこそ、数日ぶりの既読がこれほどの喜びになります。会えない分だけ、ちいさなサインが大きく届きます。
