数ヶ月に一度の面談で聞けたこと

作画・原案:チッチママ
うれしい困りごと
心配していたことを聞きに行ったはずが、まったく予想外の話に思わず笑ってしまう。そんなふうに、ふっと肩の力が抜ける瞬間はありませんか。
「介護7年目の壁」のチー父が通うデイケアでは、数か月に一度、家族との面談があります。施設でどのように過ごしているのかを聞ける、ありがたい時間です。
ところが、職員さんから「ひとつ困ったことがありまして」と切り出され、チー母には一気に緊張が走ります。
恐る恐る理由を聞いてみると、「折り紙や工作などを楽しむ“制作タイム”で、毎回お手本を見せる職員より上手に作るんですよ〜!」とのこと。心配していたような話ではなく、チー父の思わぬ活躍についての“うれしい困りごと”だったそうです。
今まさに介護をしている人にとって施設との面談は、何か問題を伝えられるのではないかと身構えてしまう時間かもしれません。けれど、心配事だけでなく本人が楽しんでいることや、家では見えなかった得意な一面を教えてもらえる場でもあります。
これから介護と向き合うかもしれない人にも、デイケアなどの面談は「困りごとの報告」だけを受ける時間ではないと知っておいてもらえたらと思います。家族の知らない場所で見せている、小さな成長や活躍に出会えることもあるのです。
