突然やってきた、介護7年目の疲れ

作画・原案:チッチママ
ふと漏らした一言の先に、自分で戸惑った夜
大切な人を支えているのに、ふと「もう休みたい」と思ってしまう。そんな自分に驚いたり、責めたくなったりすることはありませんか?
「介護から少し離れたい」と思うことと、「相手を大切に思っていない」ことは同じではありません。疲れ切ったときに頭をよぎる考えも、その人のすべてを表す“本心”とは限らないのです。
介護では、相手の時間に合わせて起き、食事や排せつ、通院などを気にかける日々が続きますよね。自分の時間が少しずつ後回しになるなかで「いつまで続くんだろう」と思う瞬間があっても不思議ではありません。
それなのに、その気持ちまで「こんなことを考える私はひどい」と責めてしまえば、疲れの上に罪悪感まで抱えることになります。
だからこそ、浮かんだ感情と自分が本当に望んでいることをすぐに結びつけないことも大切なのかもしれません。「今は、それだけ疲れているんだ」と気づくためのサインとして受け止めることもできます。
そして、一人でその気持ちを抱え込まないこと。チー母にとって娘のひと言がそうだったように、誰かに話すことで、絡まってしまった感情をほどいてもらえることがあります。
介護をしていると、きれいな気持ちだけではいられない日もあります。大切に思う気持ちと、休みたい気持ちは、同時にあってもいい。
もし自分でも戸惑うような考えが浮かんだときは、それを自分の人間性の答えにするのではなく、「そろそろ休みが必要なのかもしれない」と立ち止まるきっかけにしてみてもいいのではないでしょうか。
