ノンワイヤーブラ1:クラシックタイプ
年配の女性が着けるイメージのクラシックタイプのブラジャーです。でも侮るなかれ。ノンワイヤーブラでありながらワイヤーブラよりもバストラインをきれいにする補整力が強いものもあるのです。太いストラップ、アンダーベルトとフルカップで年齢を重ねた柔らかく流れやすいお肉をしっかりと包み込みキレイにしてくれるのです。ただ、見た目からデザインにこだわる方からは敬遠されがちです。ワイヤーブラは苦しくて嫌だけどしっかりバストアップしたい方におすすめです。
ノンワイヤーブラ2:サードウエーヴブラ
「ノンワイヤーブラのやさしい着け心地でワイヤーブラのきれいなバストライン」という目的でつくられたブラジャーです。カップ下辺の素材をしっかりさせてカップ部でバストを支えるという方法で作られています。3/4カップブラのような見た目なのでファッションにも合わせやすく、ラクにラインをきれいにおしゃれしたいという時におすすめです。バストパッドが厚いので、ボリュームアップしたい時にラクにバストが盛れるのも嬉しいところです。
ノンワイヤーブラ3:ブラレット
ここ数年、注目されているブラジャーです。フルカップに近いしずく形で、デザインがおしゃれで着用感がラクなのが特徴です。後ろホックがないものもあります。パリランジェリー展でも数年前から様々な形が展示されていました。今のブラジャーのトレンドと言えるでしょう。バストをやさしく包み込み無理のない自然なラインを楽しめます。リゾートで着るワンピースの下にゆったりラクにおしゃれに着てほしいブラジャーです。
ノンワイヤーブラ4:ハーフトップ
リラックス用のブラジャーです。インナーウエアの上半分を切ってバストパッドを付けたイメージのブラジャーから始まりました。今はお部屋着としてのものから外出用まで様々な形に進化しています。動きやすくお洗濯も簡単で安価なものが多く、普段使いに惜しげなく使えるブラジャーです。
着用感はとてもラクなのですが、バストアップはあまり期待できません。家事や家でリラックスする時、ブラジャーの窮屈感が気になる体調の時などにおすすめです。
ノンワイヤーブラはトレンド。使い分けが大切です!
今はワイヤーよりもノンワイヤーブラがトレンドと言えます。各下着メーカーからも様々な形が発売されています。着用感も様々なので一度ラクなものに慣れてしまうと、仕事もお出かけもリラックス用ブラという女性も珍しくありません。気づくとバストラインも姿勢も老けた雰囲気になっていませんか?ラクなブラジャーが悪いわけではありませんが、ここはぜひ「使い分け」をしましょう。ファッションやTPOによって魅力的なバストラインは違います。
例えば、スーツのような肩のラインがシャキッとしているときは、高さがあるバストが女性らしく見えます。背筋もすっと伸びて心地よい緊張も感じることができるでしょう。家事をするときはラクなブラジャーの方が動きやすく仕事がはかどります。
またブラジャーを着替えることは気持ちをオン・オフに切り替えることでもあります。バストラインのメリハリは気持ちや生活のメリハリでもあるのです。「使い分け」を意識して選んでみては如何でしょうか。
◆おぬまともこ(インナーウエアコンサルタント)
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