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49歳で英会話にチャレンジ!3年後。英語が全然話せなかった女性に起きた“うれしい変化”とは

働く・学ぶ

 49歳で英会話にチャレンジ!

2022.02.08

40代前後でチャレンジをして人生好転された女性を取材する連載企画『わたしは〇〇で人生が変わった』。

20代の頃、自分が40歳になることを想像してどう感じていましたか? 「40代なんて、もう人生が終わりかけじゃん」とか、「そんな年齢になるのが怖い!」なんて思っていた方も多いのではないでしょうか。
若い頃は、年齢を重ねることにネガティブな印象を持ちがちです。ですが、実際は年齢を重ねたからこそ出会える喜びや楽しみがあるんです。「今が楽しい、将来が楽しみ!」と語る、人生を謳歌しキラキラ輝いている方のお話は、きっとあなたに「40代から人生を楽しむヒント」を教えてくれるでしょう。

今回お話を伺ったのは、鵜飼(うかい)さん(52歳)。

人生年表

短大・国際教養科を卒業後、建設会社の事務職として、勤続30年以上。そんな鵜飼さんですが、3年前の49歳のときに「英会話」に出会い、自分の可能性の扉が開いたそうです。

友人からの年賀状がきっかけに

現在の鵜飼さんは、経理事務のスペシャリスト。仕事の傍ら、20代では華道、30代では登山を楽しんでいたそうです。

鵜飼さん「就職した当時、多くの先輩女性たちは、30歳位で仕事を辞めていくのが普通でした。共稼ぎなんて想像もできなかった時代だったので……今の会社とご縁があったのか、おかげさまで30年以上勤務させていただいています。」

そんな鵜飼さんの人生を変える「英会話」と出会ったのは、元同僚の友人からの年賀状でした。

年賀状出典:stock.adobe.com

鵜飼さん「添書きに『ボヘミアン・ラプソディ3回目を見るか思案中』と書かれていたんです。彼女とは、昔よく一緒にミニシアターを渡り歩くほど映画の趣味が合っていて。でも彼女が育児中で、毎日忙しくしているのを知っていたので、その状況で3回目を迷っている? そんな時間ないのに?……おかげで、その映画が猛烈に観たくなりました(笑)。」

映画を見て強烈なショックを受けた!

鵜飼さんは、早速映画館に「ボヘミアン・ラプソディ」を観に出かけたのですが……。

鵜飼さん「マイノリティの苦しみ、栄誉を手にしているのに空虚な心など、良い意味で、ひどいショックを受けました。おかげで、その日の帰りから、Queenの公式YouTubeを狂ったように毎日見漁っては曲を聴く日々……(苦笑)。」

動画を見る女性出典:stock.adobe.com

その間、約5ヶ月! まさに、動画に夢中な鵜飼さんですが、1つだけ不満がありました。公式チャンネルは海外のものなので、日本語訳がほとんどないのです。そこで、フレディの言葉をダイレクトに感じたいと、英会話を学ぶことに。

鵜飼さん鵜飼さんと英会話イーオン教師

鵜飼さんの目的は「ビジネス」ではなく、あくまでも「フレディを深く理解したい」ため。なので、学びの場は、楽しく通えそうな英会話イーオンを選びました。もちろん、この学ぶ動機もスクールにはアピール済みです!

鵜飼さん「短大の時、文法や単語を覚えるのは得意なほうでしたが、英会話は全然で。最初は当時11段階あったレベルのうち、2からスタートでした。でも初級のころ、先生が私に期待してくれているのを感じて、久しぶりに子どもの頃のような嬉しい気持ちになったことを覚えています。」

自分より上手な人がいると悔しい

授業は先生1人対生徒5人までのクラス。年齢と性別も職種もバラバラの生徒たちと、一緒に学ぶことに不満や不安はなかったのでしょうか?

鵜飼さん「スクールに、やな感じの人はいなかったんです。皆さんとても優しい。授業では、生徒同士で練習し合うんですが、自分の英語が通じると嬉しくて。でも、自分より上手な人を見ると、羨ましいな、悔しいなとも思うようになりました。」

鵜飼さん会話レッスン風景

そのハングリーさが、毎日の勉強につながります。鵜飼さんは現在、夕食後の1時間をベースに自主学習をし、週に1回の会話レッスン+月1回のコーチングをイーオン横浜本校で受講。「ノーベン(No勉強)の日は作らない」を信条に日々を過ごしています。

昨年、その努力する姿が認められ、鵜飼さんはイーオンの教師に「小学校英語指導者資格」取得を薦められます。

どうして自分が指導者の資格を?

鵜飼さん「最初はどうして自分に? という気持ちでした。でも教師の方から、正しい発音やプレゼン力、表現の幅が広がるからと薦められたこと。あとコロナの影響で、通学だけではなくオンラインでも受講できるようになったので、受けてみようと思いました。」

これが、鵜飼さんの人生を変えることになるとは!

鵜飼さん

鵜飼さん「実際に講座を受けてみたら、すごくおもしろかったんです。それに、自分が忘れていた『子どもが好きだ』という気持ちを思い出すことができました。今は準認定資格を取ったので、近いうちに認定資格を取りたいと思います。そして、ボランティアで子どもたちに英語を教えていきたいという、人生の目標ができました」

英会話をきっかけに、鵜飼さんの興味の幅はますます広がっていきます。現在は英検に挑戦中。そこで試される英作文力を養うために、社会情勢にアンテナを張り、テレビで海外のニュースが流れれば、アナウンサーの声の前に、現地の言葉に耳を傾ける日々。また、英会話のおかげで、本業の経理の仕事も彼女曰く「褌を締め直す気持ち」で、気合が入っているそうです。

saita読者へメッセージ

そんな彼女から、saita読者にメッセージをいただきました。

鵜飼さん

鵜飼さん「やりたいことに、年齢は関係ないと思います。何かやりたいなと思った事があって、それができる環境があるなら、それがその人の『チャレンジのタイミング』。年齢をやらない理由にはしないほうがいい。やりたいことは、趣味でも仕事でも、小さなことでもなんでもいいと思います。ぜひ、最初の一歩を踏み出して、開始してほしいです。私は英会話と出会えたことで、生活に彩りができたと思っています。」

こう明るく語る鵜飼さんですが、実は30代の時、大怪我をして2年ほど休職しています。

鵜飼さん「療養していた当時は、1日が過ぎるのが長くて長くて仕方がなかったんです。社会復帰した後は、毎日が飛ぶように過ぎていくことを幸せに感じます。これからは『お世話になった人への恩返し』と、『人のために生きていきたい』と思っています。」

英会話に出会い、人生の目標を叶える術を見つけた、鵜飼さん。今ではQueenの歌をリンキング(単語同士の音の連結)も意識しながら、フレディと一緒のリズムに乗って歌えるまで上達したそうです。
 

取材協力:英会話教室・スクールのAEON(イーオン)