解決策5:冷蔵庫連動AIアプリを利用してみる
無料でダウンロードできる冷蔵庫連動AIアプリの「pecco」をご存知ですか? 冷蔵庫に入っている食材を入力すると、その食材で作れるおすすめのレシピをAIが提案してくれるというアプリです。賞味期限が近い食材をお知らせする機能や、食べたものの栄養バランスについて管理栄養士がアドバイスを行うなど、献立提案プラスアルファの機能が面白いですよ。「野菜を使い切る前に傷んでしまった」などというフードロスも防げます。
解決策6:栄養バランスは買い出し時にざっくりと
毎食、栄養バランスの整った健康的な献立を考えようと思うと大変ですよね。私は一食一食ではなく、一週間の中でざっくり栄養バランスがとれていればそれでOKにしています。食材を一週間分まとめ買いするときに、肉、魚、根菜、葉野菜などを網羅して買うだけ。その食材を一週間で使いきれば、それで大まかな栄養はとれているという風な考え方です。そうやって買い物をするときに、献立もぼんやりと考えておけるので、ゼロから献立を考えなくてすみます。
「もうできない」になる前に「頑張らない選択」を
栄養バランスを考慮しながら、毎日献立を考え続けるのは本当に大変です。
ここに挙げたものの中から、自分でできそうだなと思うものを取り入れてみてくださいね。家事全般にいえることですが、日本人は料理や掃除などをていねいに自分の手でやらなければという思いに縛られている人が多いと思います。
誰に言われているわけでもないのに自分で「もうできない」と苦しむのではなく、サービスや家電などを利用する「頑張らない選択肢」というのもあるということを覚えておいてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は『ゼロ家事』
『ゼロ家事』
著者:本間朝子
出版社:大和書房
PROFILE
知的家事プロデューサー本間朝子さん
自身が仕事と家事の両立に苦しんだ経験から、家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案し、メディアや講演等を通じて提案している。TV、雑誌、ラジオ出演、講演多数。
TEXT:長谷川真弓
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