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テレビ裏も掃除しやすい!一度セットすれば掃除が一生楽になる「環境整備」とは【知的家事プロデューサー本間朝子さん連載11】

家のこと

 テレビ台裏のコード整理

2021.02.05

「はぁ、掃除機かけなきゃ…」と重い腰を上げて掃除に取り掛かっていませんか。掃除機に手をかけるハードルが高いとしたら、掃除がしにくい家自体のせいかもしれません。では、掃除がしやすいように家の環境を整えるにはどうしたらいいか、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、聞いてみました。掃除がおっくうな人ほど、ぜひ実践してみてください。

環境整備って難しそう?

こんにちは。知的家事プロデューサーの本間朝子です。忙しくてもある程度家をきれいに保っておきたいというのは多くの人が願うことです。でも、掃除にそれほど時間はかけられない。だからこそ、楽に掃除ができる部屋作り、環境の整備をするということが大事です。

工場では生産性を上げるために、配置や動線などの環境整備を徹底していますが、家事もそれと同じ。スムーズにまわしていくためには環境整備が欠かせません。

物の配置を変えたり、動線を確保したりというと、「ちょっと大変そう…」と尻込みしてしまいますよね。でも、最初は確かに手間がかかりますが、一度仕組みを作ってしまえば、その後は特に何もしなくてもスムーズに家事をまわせるので、自然と時短家事が叶います。では、「環境整備」といっても具体的には何をすればいいのか、3つのおすすめの方法をご紹介します。

1配線コードは床に落とさない

テレビ裏の配線コード整理イラスト/セキモト

テレビ台の後ろはほこりがたまりやすく、掃除機もかけにくい場所。ここにほこりがたまらないように、床にだらんと落ちているコード類は宙に浮かせましょう。ポイントは電源タップです。普通、電源タップは床に置かれていると思いますが、それをテレビ台の裏に貼り付けてみて。

テレビやブルーレイなどのコードが沢山ある場合は、ゆるく束ねて結束バンドでとめておきましょう。これだけでコード配線が床につかずにすっきりして、床掃除が楽になります。

2家具の配置を見直す

掃除しやすい部屋出典:stock.adobe.com

掃除をしやすくするためには、家具の配置も大切です。何かをどかさないと掃除機がかけられなかったり、隙間専用モップを引っ張り出してきたり、掃除機のヘッドを小さいものに取り替えたりというのは面倒! これでは掃除機をかけるハードルが高くなって当然です。そこで、テレビ台と壁の間、ベッドと壁の間などは掃除機のヘッドやフロアワイパーのヘッドがちょうど入るくらい、隙間を空けるようにしましょう。これなら流れるように掃除ができます。

さらに、どかすのが大変な観賞植物や空気清浄機は可動式のキャスター台に載せてしまいます。そうすれば床掃除の際、片手で動かせるので掃除の動きを止めません。ダイニングの椅子には、椅子の脚の裏用のシール「カグスベール」を貼れば、スムーズに動くのでこれもおすすめです。

 

3サッと手が届く場所に掃除道具をセット

わざわざ取りに行かなくても掃除道具がすぐに手に届く場所にあるようにセットしておくと掃除へのハードルがぐっと下がります。1部屋につき1~2個掃除用具を置いておくイメージです。

●フロアワイパーをテレビ台の隅に置く
●冷蔵庫の側面にモップを吊るす
●マガジンラックにハンディモップを入れる
●玄関には立つタイプのほうきを置く
●脱衣所にスティックタイプの掃除を吊るしておく
● カーテンフックにハンディモップを吊るす

こうして各所に掃除道具を置いておけば、「ちょっとほこりが…」というときにサッと手をのばすことができます。すぐ手にとれて、使い終わったらすぐに戻せる、何かをしているついでにできるというのがポイント。なおかつ手が汚れないように、掃除道具は柄のついたものにするといいいですね。

こうしておけば、わざわざ掃除の時間をとる必要がなくなります。ちなみに、フロアモップには最初からお掃除シートを5枚くらい重ねてセットしておくと、いちいちつける必要がなくワンアクションで掃除に取り掛かれるのでおすすめですよ。

環境整備はどこから手をつければいい?

家具の配置などは見直したくてもなかなか一人では大変です。そういったときは、自分一人でも今すぐできる小さなスペースを改善してみることをおすすめします。

例えば、キッチンの引き出し1段だけ。スムーズに作業できない、使いづらいと感じたところを一箇所でも改善すれば、それが自信につながります。私が初めて整理をした場所もキッチンの引き出し1段でした。使いやすくなったり、きれいになった場所は目に入るたびに気持ちがいいので、ほかの場所も見直してみたくなります。まずは目につく小さな場所から取り掛かってみてください。

掃除が苦手でも家をきれいにキープしたいなら、まずは掃除しやすい環境作りが大事なんですね。いつもほこりが溜まっている場所に見て見ぬふりをしないで、そこにハンディワイパーを設置してみる。そんなワンアクションから始めてみてはいかがでしょう。

教えてくれたのは:本間朝子さん

知的家事プロデューサー

自身が仕事と家事の両立に苦しんだ経験から、家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案し、メディアや講演等を通じて提案している。TV、雑誌、ラジオ出演、講演多数。著書『写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春出版社)『ゼロ家事』(大和書房)『ムダ家事が消える生活』(サンクチュアリ出版)ほか多数。11月27日に新刊『「ざんねんな片づけ」から抜け出す本』(王様文庫)を出版。

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