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【防災備蓄の必要性】思ったよりも意外と出来る!防災備蓄品の収納術

家のこと

2020.05.01

一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会 代表理事の長柴美恵です。
2016年より防災備蓄のための収納プランナーを育成しています。
災害はいつやってくるかわかりません。だからこそ、普段からの備えが大事です。
今回は皆さんに、普段から気を付けて頂きたいことと、最も悩まれる防災備蓄の収納方法をお伝えします。

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特集:我が家の防災対策

【防災備蓄品の収納ポイント1】廊下にモノを置かない

(C)一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会

廊下にモノを置いていませんか?
宅急便で届いた商品や収納場所に困ったモノなど「今度片付けよう」と置いてしまっている人も多いのでは?
しかし、廊下にモノを置かないのは、安全対策においては基本です。

床置きのモノにつまずき、ケガをすることは災害時だけでなく平常時でも起きています。
全ての床にも地代がかかっていることを忘れずに、安易にモノを置くことはやめましょう。そのためには全てのモノに対して収納場所を決めておくことが大切です。

防災備蓄品として買った水やいざという時のための古紙などを廊下に置いている人もいるかもしれません。でも、それが逆にケガの元にもなってしまいますよ。
収納がない! と思っても、意外と不要なものもあるはずです。「もったいない」「何かに使うかも?」という目的があいまいな不要物よりも、命を守る防災備蓄に収納スペースを与えませんか?
「いつ、どこで、どのように使う?」と自問自答するとモノの見直しがしやすくなります。

 

【防災備蓄品の収納ポイント2】普段から使うモノは平常時用と非常用に分けて収納しない

(C)一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会

日頃の暮らしでは、使う場所に使うものがあると時間短縮にもなり非常に便利です。
薬などの衛生品のように、いつも使っているモノで災害時にも必要になるモノは平常時用と防災備蓄用にわざわざ別の場所に収納する必要はありません。

平常用を防災用に少し多めに用意してはいかがでしょうか。使い慣れている場所なので、災害時も探さずにすぐに取り出して使うことが出来ますよ。

正し、危険な状況にならないよう、家具が転倒しない対策や飛び出し防止策は忘れずにしてください。
もし多めに用意したストックが同じ場所に収まらないという場合は「ストック収納場所」を1か所決めておくとよいでしょう。入らないからと言ってアチコチに振り分けてしまうのは探す原因になりますのでご注意ください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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