【フランス式膣トレ】肛門を閉める!「膣スクイーズ」②
さあ進めましょう。膣の後方、お尻の穴に意識を向けます。お尻の穴をペットボトルのふたに見立てて、それを回しながら締めるイメージで、膣の後方をスクイーズします。息をいつもより大きく深いところまで届くように鼻から吸って、ゆっくり鼻から吐き出します。吐きながらキャップのふたを閉めていきましょう。息を吸って力を抜く。はきながらキャップをクルクルとしっかり閉めていく。次の息を吸うときは力を抜いて、吐きながら膣スクイーズです。この繰り返しを5回行います。
【フランス式膣トレ】尿道口を締める、「膣ロック」
3つの穴の一番前方を意識します。おしっこを我慢する時を思い出してみましょう。尿の出る部分にストローがついているとイメージします。息をしっかり大きく吸い込みます。この時は身体は脱力、そして鼻から強く長く息を吐き出しながら、尿道口についたストローで、コップの水を吸い上げるように尿道口をすぼめながら引き上げるようなイメージを持ちます。「息は吐き出しながら、ストローで吸い込む」という行為は、矛盾した動作になりますので、慣れが必要です。次の吸う息の間はリラックス、息を吐き出しながらまたギューッと吸い込みます。これを5回繰り返します。
骨盤底筋はほぼみんな、正しく動かせるようになる!?
見えない部分の筋トレというのは初めての経験の方も多いかもしれません。「これが正しいのか…。」見えないし触れられません。でも「膣トレ」はたとえプロのインストラクターが横にいたとしても確認ができるものではなく、アドバイスもできません。
ただし、不思議なことに骨盤底筋というのは運動の経験や、運動神経、筋肉の質など全く関係なく、女性であれば等しくほぼ全員の方が正しく動かせるようになる不思議な部位になります。ですから最初の数回は、よくわからなくても継続してみてください。なんとなく思いついたとき、1か所(穴)/5呼吸 を行うだけです。
さて、次回は“経口”の動かし方。本来の「膣」とされている穴の周辺を2種類のイメージをつかって動かしていきますよ。
膣トレ後編:毎日たった4分で体が確実に変わる!「フランス式膣トレ」実践しよう【後編】
プロフィール
ベルジェロン容子
アメリカ、フランスを中心に活躍するパーソナルトレーナー。フリーアナウンサー中村江里子氏をはじめ、パリの名だたるセレブ達を担当。43歳、3児(2,5,8歳)の母。
著書「フランス式1分膣トレ」(学研) はベストセラーに。アジア各国で翻訳版も発売予定。最新情報はInstagramにて。@yoko_omw
・Instagram
・Twitter
膣トレ後編:毎日たった4分で体が確実に変わる!「フランス式膣トレ」実践しよう【後編】
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。