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正月ボケに喝を入れたい!やる気のない身体にスイッチを入れる方法は「膣トレ」

心と体

 正月ボケに喝を入れたい!やる気のない身体にスイッチを入れる方法は「膣トレ」

2021.01.13

連休、しかもお正月明けとなると、どうしてもボケボケしてしまいませんか。
仕事も始業し、もしくは子どもたちの学校が再開したというのに、なかなかダラダラとした感覚が抜けず、身体もいまいち動かしたくない時期ですね。季節的にも厚着でなんとなくボディラインをごまかせるのをいいことに、自分を甘やかしがちになるものこの季節。かといって、奮起していきなり身体に鞭を討ちはじめることは、皆さんが思っている以上に体や心への負担になりがち。
だからこそ、誰もが過少評価をしている「呼吸」をしっかりと意識して、”膣トレ”から徐々に身体にギアを入れるためのアイドリングをしてみると、以外にも体や心のスイッチの切り替えになりますよ!

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連載:女性の体にマストな筋トレ「フランス式膣トレ」でキレイに!

身体のエンジンをかけたい。けれどもかけられない時どうするか?

正月明けの身体のエンジンのかからなさというのは、特別な気がします。三が日を過ぎても月末までパラパラと届く年賀状を見ることもその理由になっているような気がするし、「遅ればせながら…」という枕詞の新年の挨拶も、なんとなくギアチェンジができない要因な気がします。もしくは、「正月ボケ」という言葉を借りて、自分自身がスイッチONにするのをただ先延ばしにしているだけなのかもしれないと思うこともあります。

いずれにしても、私は気分や身体が「動かしたい」「エンジンかけたい」と訴えかけてこないなら、「動かさなくっても良い」と思います。それよりも、何が動かしたくない原因なのか、テレビや雑誌媒体の情報数やスピードが幾分緩やかな時期でもありますので、少し見つめ直すことも大切です。

カラダを動かしたくないときは「呼吸」

とはいえ、Saitaの読者の皆さんは、「これじゃ、いけない!」「何かしなきゃな!」と思いこの記事が目に入ってきたのかもしれません。一つ身体のスイッチを入れるのにもっとも適しているのは「呼吸」です。良いとは聞くことはあっても「おばあちゃんじゃあるまいし」「私は緩んだ体をのどうにかしたいだけ!」そんな風に思うでしょう。

呼吸出典:stock.adobe.com

けれども、呼吸をうまく使うことが筋トレの効果をあげたり、集中力を高めることに役立ったり、揺らぎがちな自律神経を整えたりすることに非常に役立ちます。もっとも日本でポピュラーな体操である「ラジオ体操」も深呼吸から始まりますね。こんな国民的エクササイズがあるのは日本くらいなものです。それほど「呼吸」の大切さというのが先天的に理解できるのも日本人の特別な点だと思います。

相撲や歌舞伎も呼吸ですね。あの「鬼滅の刃」で用いられる”呼吸”の数々も、その呼吸の大切さや爆発的な力を宿す源になることもスッと心になじむ民族というのは、もしかしたら世界の中でも日本人くらいなのかもしれないと私は本気で思っています。つまり、それくらい大事なのです。呼吸で気持ちの切り替えができることは大いにあります。

ダイエットがやる気にならないときは「動画を見るだけ」でいい理由

2021年のお正月は昨年から続くパンデミックの影響も併せて、普段よりもさらに自宅でゆるゆると過ごした方が多いかもしれません。一気に普段の生活に戻るとなると、すでに負担も大きいはず。

そもそも女性は特に、仕事、子育て、家事、と気分の良し悪し関係なく、日々こなさなければならない仕事があまりにも多い。まずはこれらを軌道に乗せることを第一の目標にします。

趣味や、テレビ鑑賞、勉強、読書など、なにかに没頭したいなら、それらと普段の生活のタスクをどのようにうまく両立させるかをまずは考え、ダイエットや美容への取り組みは後回しにします。普段のことが通常営業に戻れたら、SNSやYoutubeなどで構いませんので、エクササイズ動画などを見て、見るだけで「やった気になる」または「落ち着いたらコレを取り入れよう!」とお気に入りに登録するのもお勧めです。いきなり始めなくても大丈夫。自分で自分の気分を時間をかけて持ち上げていくことは、実はとても脳に有効な影響を与えてくれます。

こういったことを、私は「アイドリング作業」といっているのですが、いざ美容や健康へ立ち戻る時に、続けることにも、その効果を得るためにも、このアイドリングの有無が、その後の身体の変化に大いに効果を発揮してくれます。

毎日頑張りすぎると続かない!健康的に理想のカラダになるために

敢えて体に鞭を打ち、体を無理にでも動かすことで、心身のスイッチを入れるという手法もあります。しかし30代40代50代という女性としても、それ以外の役割でも忙しさ最上級の年代の中で、それほど急いで何の得があるのかは疑問です。

七草がゆを食べるまでは少しのんびりし、徐々にアイドリングしながら自分の内側の気持ちを高めていく作業が、実は夏を乗り切るまでを考えた時、とても重要な時間になるのです。

年間を通して、毎日自分を鼓舞しながらトレーニングに励むのも疲れます。周囲にいつも笑顔を振りまき、気を遣うのも疲れるでしょう。毎日がお誕生日のような完璧な食卓を作り上げるのも疲れます。本来は、手を抜いたり、羽目を外してみたり、逆に全力を出したり、その起伏の中で私たちは人生を楽しみつつ、健康でいつづけることができます。それを見直したうえで、美容やダイエットでも見つめなおしてみましょう。

ちなみに、私はアイドリングに「フランス式膣トレの膣呼吸」をします。むしろ冬の間は膣呼吸や簡単なストレッチで乗り切るくらいです。

体を動かしたい、動きたいと思う時は、初級レベルのヨガを、長めの時間行うようにしています。これが非常に心地よい。体を動かすことは、健康でいるためにも美しくあるためにもボケないためにも必須事項です。けれども、年間を通じて常にハードなメニューをこなすよりも、季節に応じて穏やかな流れを作るの方が、私にはあっていると40代半ばでようやく気付けました。季節のスポーツやお食事を楽しむのとまったく同じです。さぁ皆さんはいかがですか?

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

ベルジェロン容子

ベルジェロン容子

アメリカ、フランスを中心に活躍するパーソナルトレーナー。フリーアナウンサー中村江里子氏をはじめ、パリの名だたるセレブ達を担当。43歳、3児(2,5,8歳)の母。 著書「フランス式1分膣トレ」(学研) はベストセラーに。アジア各国で翻訳版も発売予定。最新情報はInstagramにて。

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