ポイントを守ると効果が激変!
骨盤の歪みや身体のクセで、片側にお尻が傾く場合もあります。お尻と腰を上げると、このアンバランスな状態が自分の目で確認できますので、目で膝と内ももを自分の中心で合わせること、膝、膣、溝おちを結んだ線が一直線になるように頑張ります。
注意点は、足の裏は左右合わせたまま行うこと!床を押すのは左右の足の外側(へり)の部分です!
見た目より辛いですが、フランス式膣トレで膣呼吸を普段から取り入れている方なら、ヒップアップや膝上のタブついたお肉をかき消すエクササイズとして、皆さんの強い味方になることは間違いありません!
上級者は、足を閉じるのと同時に膣エレベーターを行うとさらに意識が変わりますよ!
まずは何よりフランス式膣呼吸からです。
フランス式膣呼吸の基本【肛門を閉める!「膣スクイーズ」】がまだやったことがない人は、膣呼吸をマスターしてから実践してみてくださいね。
効かないエクササイズなんて存在しない!
「エクササイズを学ぶために、お金を払う時代は終わった」と私は考えています。
それでもなぜプロが必要かというと、お身体というのは人それぞれ弱いところやクセがあって、同じように見えても内側の意識で同じ3分のエクササイズも得られる効果に雲泥の差が出るからです。それを見極め、アドバイスするのがプロの仕事。
ですからキチンと対価を払う価値があります。もちろん普段の生活から離れ、集中して自分の体と向き合う時間や空間を購入するという点でも、どこかスタジオやジムに通うというのは必要かもしれない。
いずれにしても、エクササイズのやり方を学ぶのでもなく、最新設備やマシーンのクオリティでもなく、それは「プロの目」「プロの助言」に加えて「雰囲気、サービス」といったことが付加価値になり、それこそ今の時代お金をかけるべきです。
膣トレをして内側の筋肉が蘇ってくると、同じエクササイズを同じ時間やっても、身体の絞られ方が変わることを実感することになります。
辛いメニューを毎日続けることでゴールを目指せば、ある程度の達成感は得られるでしょう。けれども自分のことや家族のことで忙しいアラフォー世代であれば、短時間でより効率が高く、何よりも身体にそこまでの負担をかけずに、きちんと続けれれるものを厳選していくべきです。
また、やりこなさなければならないメニューを無制限に積み上げていくよりは、シニアになっても自宅で続けることができるエクササイズを見つけていくことも、これからの私たちにとって重要です。
膣トレは見えない場所のエクササイズ。そのために必要なのは女性の場合は耳から聞く音声ナビゲーションであると私は思います。だからこそこのメソッドはそれを対価が必要な付加価値として書籍化をしたわけです。
今後この連載で示していくエクササイズはより効かせたい場所を、間違いの少ない形で、より安全に、指導者が横にいなくても効果の得られるものを厳選します。もちろんフランス式膣トレを習得した方でなければ、このエクササイズの効果は存分に得られませんので悪しからず。
パーソナルトレーナー:ベルジェロン容子
アメリカ、フランスを中心に活躍するパーソナルトレーナー。ヨガRYT200およびピラティストレーナーでもある。フリーアナウンサー中村江里子氏をはじめ、名だたるセレブ達を担当。43歳、3児(2,5,8歳)の母。
著書「フランス式1分膣トレ」(学研)はベストセラーに。アジア各国で翻訳版も発売。最新情報はInstagramにて。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。