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夏になると体がだるい、ご飯があまり食べられない……「膣」から考える夏の体の冷え対策

心と体

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 夏になると体がだるい、ご飯があまり食べられない……「膣」から考える夏の体の冷え対策

2020.08.20

パーソナルトレーナーのベルジェロン容子です。

いよいよ夏本番。かき氷に冷たいビールが美味しい季節。かわいいサンダルもファッションに取り入れたいですよね。
ところが、気温の上昇とはうらはらに屋内の冷房が効きすぎて、身体が冷え切ってしまうことはないですか? そう、夏こそ屋内外の大きな気温差のせいで心身に様々な不調が出てきます。そんなときも「フランス式膣トレ」が役立ちます。夏の冷え対策としての「フランス式膣トレ」の効果と方法をお伝えします。

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連載:女性の体にマストな筋トレ「フランス式膣トレ」でキレイに!

膣トレが夏の“隠れ冷え性”に役立つ!?

会社やお店の中、交通機関の中にしばらくいると、身体が冷えて困ることはありませんか?
女性にとって、バッグの中に一枚長袖を持ち歩くことは夏の常識になりつつあると思います。ですが、この建物の「外と内の大きな気温差」が自律神経を乱す最大の敵でもあるのです。

夏の気温差は冬より深刻です。自律神経はほぼ全ての臓器に関わっているため、一度バランスが崩れてしまうと、身体の節々に不調が出るだけでなく、女性ホルモンとも関わりが深いために、気分や気持ちの変化にも大きな影響を及ぼします。

ただこういった気温差は、私たちには調節ができません。だからといって、一日中カイロを身に着けていても暑すぎます。ですから身体の内側の筋肉を鍛えることで行う”夏の冷え対策”というのも考えてみましょう。これに「膣トレ」が役立ちます!

膣トレが筋トレだからこそ、短期で養うインナーユニットとは

「膣トレ」は筋トレです。
筋トレというのは、各部位の筋肉に焦点を当てて、その部分にフォーカスして鍛えていくのが基本。最近は、外側のボディラインを整えることにばかり注目が集まっていますが、筋肉というのは毛細血管を養い育てるという重要な役割があります。これが冷え対策には不可欠なんです。

特に「膣トレ」は、通常のエクササイズでは鍛えづらいインナーマッスルをキチンと効率的に作ることができます。そうすることで、子宮や卵巣を含めた内臓により近く、加齢により失われがちな毛細血管を復活させることができるのです。
毛細血管が整えば、栄養やホルモンの運搬力を高めるだけでなく、筋肉は動くことで熱を発生させますから、発熱源をつくることにも繋がります。また、「フランス式膣トレ」は深い呼吸法を利用したメソッドであるため、強い自律神経の調整作用もあります。ですから、夏の冷え対策として「フランス式膣トレ」が非常に有効なのです。

暑すぎて動きたくないっ! そんな季節にこそ「膣トレ」!

「膣トレ」で鍛えるインナーマッスルが大切なことは前述のとおりですが、間違ってほしくないのは「内臓が寒さによって冷え切ってしまう」ということはまずありません。

標高2500メートルを超える冬山にいれば別ですが、通常の気温なら身体はきちんと防御をしてくれます。皆さまが思っている以上に人間の体というのは素晴らしい力を宿しています。
ただ、冷房が効く室内とうなだれるような暑さの屋外との気温差がここまで大きいと、身体や神経への負担は皆さんの想像以上であることも事実です。気温が急激に下がれば防御機能を高めようしますし、外に出れば暑さでまた別の対応(発汗など)をしようとする。
これが何度も繰り返されると脳も混乱しますし、身体もそれらの対応に疲弊します。

そのことで身体の弱い部分に不具合が出てしまったり、免疫力が低下してしまうのです。ですから外でスポーツや運動をするのも困難な暑さであり、そもそも身体を動かすことが面倒になりがちな季節だからこそ、どこでも誰にも悟られずに行える「フランス式膣トレ」を呼吸とともに行うことで内側から体を整えていきましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

ベルジェロン容子

ベルジェロン容子

アメリカ、フランスを中心に活躍するパーソナルトレーナー。フリーアナウンサー中村江里子氏をはじめ、パリの名だたるセレブ達を担当。43歳、3児(2,5,8歳)の母。 著書「フランス式1分膣トレ」(学研) はベストセラーに。アジア各国で翻訳版も発売予定。最新情報はInstagramにて。

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