日ごろから家族みんなで外出先や予定をシェアする習慣を!
もうひとつ、宮丸さんが「ものすごく重要」と話すのが、家族の予定を日ごろからシェアしておくことです。ホワイトボードやミニ黒板に書いておいたり、連絡ツールでグループを作ってシェアしたり、やりやすい方法でO K。外出先や帰宅時間、連絡先を家族みんなで把握することが大切だといいます。
「行き先や連絡先を家族みんながわかっていることで、災害後の連絡の取りやすさが変わってきます。子どもが遊びにいくときは、誰の家にいくのかを明確にする習慣をつけましょう。大人も同じように、出かけるときはどこにいくのかをはっきりと伝えましょう。
歩いて帰れる場所か、電車で行く場所かまでわかっていると安心です。いざというとき、帰ってくるのか、こないのか、わからないまま待ち続けるのは不安なものです。行き先がわかっていると、対応しやすくなります」
「もの」と「場所」と「予定」。もしものときに慌てないように、ふだんからチェックしておきたいですね!
教えてくれたのは
NPO法人ママプラグ
子育ての当事者が直面する社会問題について、クリエイティブな視点から解決に向けた取り組みを行っている。アクティブ防災についてのセミナー・ワークショップ開催を始め、女性の生き方としてのキャリアを豊かにする事業なども展開。防災関連の書籍を多数手掛けていて、全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』(翔伝社)は韓国語版も刊行予定。
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