12月に駆け込むとミスしやすい
わたしは年末ではなく、“あえて”11月のうちに今年分のふるさと納税を終わらせています。
その理由は、12月はなにかと忙しいから。計画的にできればいいのですが、12月は予定が多く多忙。家でも外でもやることに追われるため、単純に時間と心の余裕がとれません。
気づけば年末が近づいて焦り始め、ゆっくり返礼品を見ることなく駆け込み……。このような申し込み方だと、ふるさと納税を存分に楽しめないどころか、焦りからミスをする可能性が高いんです。わたしも実際に、寄付名義とクレジットカード名義を別にしてしまうという凡ミスをしたことがあります。
時間・余裕ともにギリギリな状態で行うよりも、11月のうちにゆとりをもって駆け込むのがおすすめ。万が一ミスをした場合も、残り1ヵ月の猶予があると解決しやすいです。
ふるさと納税の駆け込みでありがちな失敗
年末近くにふるさと納税を行った際に、多くの方がやりがちなよくある失敗をご紹介します。
失敗その1.返礼品が大量に届く
ふるさと納税の代表的な失敗として挙げられる、配送時期かぶり。返礼品は圧倒的に食料品が多く、タイミングが重複すると何個もまとめて届く場合があります。
年末の時間がないときに申し込むと、焦りから“うっかり”確認し忘れることが多いので要注意です。
失敗その2.欲しい返礼品が品切れに
12月は、ふるさと納税の申し込み数がピークに達します。人気の返礼品はすぐに掲載終了となり、申し込みたい品が完売するケースは少なくありません。
失敗その3.寄付金の支払いが家計に響く
12月・1月は、クリスマスから年末にお正月と出費がかさむ時期。ふるさと納税の寄付金は控除されるとは言え、いったん支払いが必要です。
「税金の前払い」のような状態になるため、一時的に出費がかさむのは避けられません。12月に5万円分の駆け込み納税をすれば、その分出費が増えて家計を圧迫します。
駆け込みはゆとりをもてば失敗知らず
ふるさと納税の駆け込みは、できるだけ早めに済ませておくと安心です。年末に慌てて申し込むよりも、11月のうちにゆっくり選んで手続きをする方が失敗しませんよ。