時間のない時こそ、ダイエットは膣トレから

身体は幹となる部分から鍛え始めるのが、何よりも時短になります。

流行っているものの中でも素晴らしいエクササイズは沢山あります。私も指導に取り入れますが、膣トレはその上位に入るべき時短メソッドです。

家を選ぶときに先ずは柱の素材、耐久性、柔軟性が全ての安全性に繋がるのと全く同じ理論で、体の幹になる部分を膣トレで鍛えることが大前提で大切なのです。

それが整ってから、外側の凹凸を作る筋肉を鍛えます。幹となる部分がないのに、外壁だけ強くしても、身のこなしは美しくなれません。女性の美しさは幹となるインナーの筋肉の質と強さです。モデルのキャットウォークすらクオリティが変わります。

そしてシニア世代になってなお最も健康と未病と美を保つために役立つのもフランス式膣トレで養えるインナーの筋肉です。

産後ママと子育てママの強い味方になる、ボディメイクの時短メソッドは「膣呼吸」！

イラスト：セキモト

膣呼吸は激しい運動を伴いませんが、意外と筋トレとしては大きな効果があります。そのため、産後間もない方は特に注意してください。

ー経口出産だったか
ー会陰切開の有無
ー妊娠以前の運動の経験値
ー妊娠前の生理の状況
ーその他の病気、怪我の経験

などなど、私が産後の方に「フランス式膣トレ」を指導する場合、様々な問診をしています。見た目以上に非常に強いインナーマッスルのトレーニングになるからです。

ですので、産後出来るだけ早く「膣トレ」をしたい場合は、まず産後の健診で、担当医の先生に委ねるしかありません。

まずは先生が「軽くランニングしても大丈夫です」

というレベルまで回復してから始めましょう。「ヨガやストレッチなら大丈夫」のタイミングで始めるのは、お勧めできません。

産後半年を過ぎている子育てママは今すぐ始めて大丈夫です。

1日4分「膣呼吸」を毎日真面目にやってみてください。音声ガイドがあったほうが効果が高いと思います。その場合は、著書に音声ガイドがついています。（書籍代がかかります）私は音声ガイドを重要視しして、このメソッドの書籍化にこだわりました。

膣呼吸は毎日たった4分でできます。ぜひ今日から始めてみてくださいね。

毎日を走り切るのが精いっぱいのママたちへ

母という職業は本当に難しい。特に今、子育て奮闘中のお母さんというのは、毎日毎日が短距離走で、何よりも子ども優先で、目の前のことをこなすこと、1日を走り切ることで精一杯ですよね。

ちょっとしたファッション、メイクに時間をさけることすら喜びです。ボディメイクなど二の次だとはおもいますが、とにかく大切なのは、幹を養うことです。
それは子育て世代のママこそ実は理解が深いはず。

子どもに英才教育を施す前に、絵本を読み聞かせしたり、外で遊んだり、旅行をしたり、そういったことを重要視していませんか？　それは何故ですか？　子どもの「幹」になる部分がお勉強より重要だとをお考えだからではないでしょうか。

ご自身の体に移し替えて考えてください。心やホルモンを養うための幹になるエクササイズは何なのか、体幹を鍛えるためのエクササイズは何なのか、ということです。そこから全てのエクササイズ、より良いボディメイクが始まります！

パーソナルトレーナー：ベルジェロン容子

ベルジェロン容子
アメリカ、フランスを中心に活躍するパーソナルトレーナー。フリーアナウンサー中村江里子氏をはじめ、パリの名だたるセレブ達を担当。43歳、3児(2,5,8歳)の母。
著書「フランス式1分膣トレ」（学研） はベストセラーに。アジア各国で翻訳版も発売予定。最新情報はInstagramにて。@yoko_omw
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【最新情報】
10月25日（日）開催、日本トップのヨガインストラクターや専門家が集うオンラインイベント「YOGAWOMAN2020」に講師として登壇。

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