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「夜9時閉店宣言」もアリ!家事に振り回されてイライラしないために【知的家事プロデューサー本間朝子さん連載①】

家族・人間関係

 「夜9時閉店宣言」もアリ!家事に振り回されてイライラしないために【知的家事プロデューサー本間朝子さん連載①】

2020.10.15

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特集:家事の面倒をなくす“ゼロ家事”術!

2:詰まりがちな箇所=ボトルネックは他力に頼る

家事が上手くまわらずイライラとしてしまっている方には、流れが止まってしまう場所=ボトルネックがあるんです。その詰まってしまう箇所をなくして、家事がスムーズに流れるようにすることが大切。

例えば、洗濯物を取り込んで畳まないまま長い時間放置してしまっている方。洗濯が終了してから洗濯物を干すというのは時間がたつと良くないと皆わかっているので、すぐに干せますよね。そこには強制力が働いているので意外とスムーズに動けるんです。でも、取り込んだ洗濯物を畳むのは時間がたっても大丈夫と、ついつい放置してしまう人は多いのでは。

そんな人はそこが詰まってしまう場所と認識して、「洗濯物を畳む」という部分だけ家族にお願いするようにしてみましょう。

掃除が苦手なら掃除の部分だけ手伝ってもらう。家族に頼るのが無理な状況なら、便利な家電を買ったり家事サービスを頼むなどして、自分が苦に思うところだけ思い切って手放してみましょう。

 

3:大きな目的をクリアしていればOK

家事を完璧にやろうと思ってできない自分にイライラ……。そこまでのレベルを家族の人は求めていないことも多いのに、自分で自分を縛っていませんか。

もしも自分が主婦としてダメだなと思ってしまったら、じゃあ具体的に家族の誰がどんなことで困っているかというのを考えてみましょう。家事の手をとめて、部屋を見渡してみて。子どもはいつも通り賑やかだし、夫もくつろいでテレビをみているし、ちょっと散らかっているけれど、まぁいいんじゃない、と思えるかもしれません。

大きな目的はきっちり家事をして完璧な家の状態をつくることではなく、家族皆が健康で楽しく暮らせること。完璧を求めてイライラしているより、家族もうれしいし、幸せを感じると思いますよ。

4:“素敵主婦”のキラキラSNSにまどわされない

インスタグラムなどのSNSを見ると、#キッチンリセット、#手作りケーキなど、素敵な投稿にあふれています。それを見て、まわりはスーパー主婦ばかりで、自分は何てダメなんだろうって思うのは間違い! きれいに見えているところだけ切り取っているのかもしれません。

私も自宅撮影が入ったときはいつもより念入りに片付けるので(笑)。SNSは参考レベルにとどめておきましょう。また、片付けが上手な人のSNSを見て、それに憧れて同じ収納グッズを買うと失敗しがちなのでご注意を。同じものを買っても、根本の問題が解決していなかったり、部屋の間取りが違うと自分の暮らしにはフィットしないことも多いです。

SNSはあくまで、素敵なインテリアなどを見て楽しむ程度にとどめ、ふりまわされないようにしましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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