重ね煮の基本
重ね煮とはひとつの鍋の中でたくさんの野菜を重ねてベースを作り、それを使っていろんな料理を簡単に作ろうという調理法のこと。
鍋底に軽く塩を降り、順番に野菜を重ねたら上にも軽く塩を降り、無水(焦げるようなら差し水を)、弱火でじっくりと火を入れてたら出来上がりです。
美容成分たっぷり!【ごぼうの重ね煮】
きんぴらやサラダが簡単に作れますよ!
【材料】
ごぼう‥‥‥‥‥‥‥ 150g 千切り
にんじん‥‥‥‥‥‥ 70g 千切り
玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥ 150g 千切り
きのこ‥‥‥‥‥‥‥ 100g 細めのスライス
差し水‥‥‥‥‥‥‥ 50cc
※たっぷり作りたい時は倍量以上で作ってください。
【作り方】
①基本の重ね煮の図を参考に、上記の順番で重ね煮をしていきます。
②いい香りが立ってきて、にんじん、ごぼうに火が入ったら優しくかき混ぜる。
③タッパー等に移して、冷めたら冷蔵庫で保存する。
美味しくするワンポイント
千切りにすると火の通りが早く、味も絡みやすくなります。手で切るのが大変であればスライサーなどを使ってください。食材の大きさも揃って便利です。
重ね煮アレンジ1: ごぼうのきんぴら
しょうゆとみりんだけでしっかりごぼうを味わえます。ご飯がすすむ一品。
【材料2人分】
重ね煮‥‥‥‥‥‥200g
油揚げ‥‥‥‥‥‥1枚 細めにスライス
ねぎ‥‥‥‥‥‥‥ 50g 千切り
ごま油‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
(調味料)
しょうゆ‥‥‥‥‥小さじ2
みりん‥‥‥‥‥ 小さじ2
【作り方】
①ごま油で重ね煮と油揚げを色良く炒めます。
②合わせた調味料を①へ2、3回に分けて流し入れからませます。
③火を止めてからねぎを入れ、混ぜ合わせたら出来上がり。
重ね煮アレンジ2: ごぼうの春巻き
きんぴらを包んで揚げるだけでシャキシャキ歯応えの春巻きに。
【材料】
アレンジ①のきんぴら
春巻きの皮
揚げ油‥‥‥‥適量
【作り方】
①アレンジ①のきんぴら50g位を春巻きの皮で巻きます。
②170°位の油で3分ほど色良く揚げて出来上がり。
③お好みでカラシやポン酢などをかけて頂きます。
重ね煮アレンジ3:ごぼうのごまマヨサラダ
調味料と混ぜるだけ。ごまとごぼうの香りが重なって濃厚な副菜に。
【材料2人分】
重ね煮‥‥‥‥‥‥100g
(調味料)
すりごま‥‥‥‥‥‥ 大さじ2
マヨネーズ‥‥‥‥‥‥ 大さじ2
しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ1/2
【作り方】
①調味料をよく混ぜ合わせておきます。
②重ね煮と混ぜ合わせて出来上がり。
ゆっくりと弱火で重ね煮をしていくことで、ごぼうのアクは旨味に変わっていきます。アクも旨味のうちですね。しょうゆとみりんだけで充分に味が整うことに驚くのではないでしょうか?
野菜の旨味を最大限に引き出す重ね煮で、豊かな香りと旨味を持つごぼう、そのものの味わいや風味を楽しんでみてくださいね。
重ね煮をマスターすると普段の料理がぐっとラクに、そして美味しくヘルシーになりますよ。
色々な野菜でたのしんでみてください!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。