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野菜不足解消!最強の作り置き【重ね煮】基本のキ

料理・グルメ

2020.06.16

外出自粛で外食も減り、毎日自炊している人も多いのではないでしょうか。
しかし、毎日三食、その都度食事を作るのは意外に大変ですよね。

そんな今だからこそ、作り置きできて色々とアレンジできる『重ね煮』を知っておくととっても便利!
最強の作り置きと言われる「重ね煮」をご紹介します。今回は「基本の重ね煮」について。

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連載:週末にまとめて作る栄養ご飯の元!最強の作り置き「重ね煮」

重ね煮とは

重ねる順番を覚えてしまえば冷蔵庫にある野菜でパパっと重ね煮ができますよ!

重ね煮とはひとつの鍋の中でたくさんの野菜を重ねてベースを作り、それを使っていろんな料理を簡単に作ろうという調理法のこと。
鍋底に軽く塩を降り、順番に野菜を重ねたら上にも軽く塩を降り、無水(焦げるようなら差し水を)、弱火でじっくりと火を入れます。いい香りが立ち、野菜からじゅわっと旨みエキスが出てきたらできあがり。

作った重ね煮は、冷蔵庫で5日位保存出来て、使いたいときに使いたい分だけさっとアレンジ。5分で具だくさんの味噌汁も作れちゃいます。時短が出来て栄養バランスもバッチリの優れものです。
重ね煮は、鍋で作ったらタッパーでコンパクトに冷蔵保存し、使いたいときに必要なだけさっと使えます。スープ・煮込み・炒め物・和え物などアレンジは自由自在。野菜たっぷりの味噌汁が5分で出来ちゃいます。

今回は、三種類の野菜を使った簡単な基本の重ね煮です。ご家庭によくある材料だと思いますので、こちらからお手軽に始められてはいかがでしょうか。

基本の重ね煮レシピ

◯基本の重ね煮 (小鍋で作る分量)

・にんじん・・100g   (せん切り)
・玉ねぎ・・・200g   (せん切り)
・きのこ・・・100g   (スライス)

※きのこは何種類か混ぜてもOKです!その際は最初のイラストを参考にしてくださいね。

【作り方】

①鍋底に、塩をふたつまみ位軽く振る。

②鍋にまんべんなく材料を重ねていく。
 (下からきのこ、玉ねぎ、にんじんの順番)

③にんじんの上にも塩を軽く振る。

④ふたをして、極弱火でゆっくり火をかける。途中で混ぜる必要はないですが、焦げやすい鍋なら少しさし水をする。
 
⑤10分前後、よい香りがしてきたら出来上がり。もしにんじんがまだ硬いようなら、そっとかき混ぜて後2~3分蒸します。(量を倍に増やすと、もう少し調理時間はかかります)。

⑥そっとかき混ぜてタッパーにうつし、冷めたら冷蔵庫で保存する。
 (鍋の底に美味しいエキスが出るので、これもヘラですくってタッパーへ入れる)。

おいしくするワンポイント

出来上がりの重ね煮。しっとりとした仕上がりになります。

おいしく仕上げるポイントは「野菜の分量に合わせてお鍋の大きさを調整する」ことです。
材料の量に合わせて鍋のサイズを変えてください。大鍋にすかすかよりも、小鍋でも上までたっぷり重ねた方がおいしく仕上がりますよ。

※冷蔵庫で4~5日保存できます。
※使い切れないときは小分けで冷凍して、そのまま味噌汁などに使えます。
 (冷凍の場合1ヵ月程度保存可能)

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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