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【子連れ防災のプロに聞く】在宅中に災害が起きたらあなたの家は大丈夫? 対策しておきたい場所やポイントは

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 【子連れ防災のプロに聞く】在宅中に災害が起きたらあなたの家は大丈夫? 対策しておきたい場所やポイントは

2020.09.01

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特集:我が家の防災対策

寝ているときも大丈夫? 知っておきたい寝室のチェックポイント

出典:www.photo-ac.com

 まずは、家の中でもっとも多くの時間を過ごす「寝室」をチェックしてみましょう。

✔︎ベッドの上に落ちてくるものがないか


「寝ているあいだは無防備です。落ちてくるものがないかどうか、ベッドに寝てチェックしてみましょう。ベッドの上にぶら下がる照明があったり、近くに倒れそうな棚はありませんか? もしあるようなら、位置をずらしたり、転倒防止グッズを取り付けたりしましょう。家具の買い換えはハードルが高いので、まずはできることから始めましょう」(宮丸さん)

✔︎寝る場所の足元にスリッパ、または履かなくなった靴を置く


「睡眠中に地震などの災害が起きると、パニックになってしまい、慌てて部屋から飛び出したという話をよく聞きます。でも、裸足で飛び出すと、割れたガラスや壊れた家具で足をケガしてしまうことが。怪我した足で避難したり、部屋を片付けるのはとても大変です。ベッドなどの足元に、スリッパや履かなくなった靴などを置いておくと安心です」(宮丸さん)

✔︎枕元にライトを置く


「懐中電灯でも、照明でも、置きやすいものでOK。停電したときのことを考えて準備しておきましょう」(宮丸さん)

✔︎視力が悪い人は、メガネを枕元に置く習慣をつける


「意外と盲点なのがメガネです。寝る前に洗面台に置くという方もいるかもしれませんが、とっさのときに取りにいけないまま避難所に行くことになり、何も見えず困ったという声を聞きます。ふだんから枕元に置く習慣をつけるのがおすすめです」(宮丸さん)

✔︎ホイッスルを手の届くところに置く


「これはどの部屋にも共通することですが、ホイッスルを身近に置いておきましょう。閉じ込められたり、家具の下敷きになったとき、ホイッスルがあれば体力を使わずに助けを呼べます。
 叫び声をあげても、雑音に消されてなかなか人の耳には届きません。でも笛の音は、周波数が異なるので、人の耳に届きやすいんです。
 部屋ごとに1つずつ置いても構いませんし、ライトやメガネなどとセットにして置いている方もいます。私は携帯電話にストラップのようにしてつけています。いちばん負担のない方法で、ホイッスルを常に身近に置くようにしましょう」(宮丸さん)

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