教えてくれたのは……朴井 幸花さん
(株)LOVE is ALL代表。何組ものカップルを誕生させる個別セッションを累計3000名以上に届ける。現在は、心理学と独自メソッドを掛け合わせた<次元上昇メソッド>を駆使し、のべ280名以上が参加するオンライン塾を運営。また登録者数3万人の<YouTubeチャンネル>では「自分を愛せるようになりパートナーシップも劇的に改善した」と多くの女性から支持されている。
自己肯定感を育むためには、まずは「自己受容」から
自己肯定感とは、「自分には価値がある」と自分自身を肯定できていて、自信を持っている状態のことを指します。しかし、それが“条件付きの価値”である場合、自分に価値があると思えていても、正しい自己肯定感ではないことも。
例えば「勉強ができるから価値がある」「人の役に立っているから価値がある」といったように、「勉強ができる」「人の役に立つ」条件を満たさないと、自分を認められない状態の場合です。
揺るぎない価値を感じるためにすべきことは、自己肯定感を上げることではなく、まずは自己受容が大切です。
自己受容とは、どんな自分も認めて受け入れること。自信がない自分も、弱い自分も、すべて認められていると、無条件で自分の価値を認めることができます。
つまり、自己受容のベースがあってこそ、健全な自己肯定感を育てられるのです。
自己肯定感が低い人が避けたほうがいい「3つのこと」
自己肯定感が低い状態の人が、自分の価値を今よりも感じられるようにするために、避けるべきことについて3つお伝えします。
1.完璧主義でいること
理想を高く持つことはとてもいいことですが、その理想に追いついていない自分を認められないのが完璧主義の人の特徴です。
完璧主義の人は、「こんな自分を認めてしまってはダメだ」「こんなこともできていない私はまだまだ」と感じてしまいがち。このように自分にダメ出しすることが習慣になっていると、自己肯定感をガクンと下げてしまう原因になります。
2.他人と比較すること
他人と比較するクセがある人は、他人の目を気にし過ぎる傾向があります。行動しようとしてもブレーキがかかったり、本当は言いたいことをぐっと我慢したりすることを無意識でやっているのです。
他人のできているところばかりに注目してしまうため、自分自身の成長や進歩に目を向けることができず、常に自分の評価を自分で下げ続ける状態になってしまいます。
3.小さなこともすぐに諦めてしまうこと
何かに取り組もうとしたときに、「どうせやっても意味がない」「どうせ私は変われない」と心の奥で思っていませんか?
もし他人から「あなたがやってもどうせできないでしょ」と言われたら悲しいですし、やる気を失ってしまいますよね。
知らず知らずのうちに、その同じセリフを自分に浴びせ続けているのだとしたら、自分の価値を認められないのは当然のこと。「どうせ」という思考グセは今すぐやめましょう。