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自己肯定感が低い人に共通する「2つの考え方」

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 自己肯定感が低い人に共通する「2つの考え方」

2024.03.24

何かをするとき、考えるときに、一番はじめに「でも」「どうせ」「だって」が頭の中に浮かんでいませんか? 心理カウンセラーの佐藤城人さんによると、これは自分の未来の可能性を否定することにつながるのだそうです。今回は「自己肯定感が低い人に共通する2つの考え方」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……心理カウンセラー・気功師範 佐藤城人さん

心理カウンセラー・気功師範 佐藤城人さん

過去にアルコール依存症を患った経験があり、克服する過程で40代に再度大学に入学、心理学と出会う。
インナーチャイルドを抱える方々を中心に、これまで10年間で約5000名様の悩みをサポート。特製タロットカードやカラー&アートセラピー・NLPを取り入れたセッションを得意とする。2019年(令和元)カウンセラーを養成する一般社団法人インナークリエイティブセラピスト協会を設立。

自己肯定感が低い人の「2つの考え方」

自己肯定感が低い人の考え方で代表的なものは、次の2つです。

1.「変えられないものを、変えようとする」
2.「変えられるものを、変えようとしない」

それぞれ、わかりやすい具体例を挙げて解説していきます。

1.変えられないものを、変えようとする

変えられないものとは、「過去」「他者」「出来事」の3つです。

例:「昨日、ママ友から不愉快なことを言われた。あんな人どこかに行ってしまえばいいのに。」

悩む女性出典:stock.adobe.com

この例の場合、前半は昨日の出来事について語っています。そして、後半では他者に対して「〇〇すればいい」と要求しています。

どちらも、過去や出来事、そして他者のことであり、自分には「変えられないもの」です。これらに意識が向いている限り、うまくいくことはありません。無理に押し通そうとしても、状況はより悪くなるかもしれません。

2.変えられるものを、変えようとしない

変えられるものとは、「未来」「自分」「解釈(捉え方)」の3つです。

例:「どうせ明日も残業だ……。きっと上司は私のことが嫌いなんだ。この会社は絶対にブラック企業だ。」

この例の場合、変えられるはずの3つの要素を変えようとしていません。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

変えられるものを変えようとしない出典:www.photo-ac.com

1.未来

「でも・どうせ・だって」この3つは“3D言葉(※)”と呼ばれ、未来を否定する発想です。
過去は変えることができませんが、これからやってくる未来は、自分次第でどのようにでも変えられますよね。
※3D言葉 : アルファベットで表記すると、どれも「D」で始まるためにそのように言われています。

2.自分

「私のことが嫌いなんだ」とありますが、自分で思っているだけで嫌われていないかもしれませんし、実際に上司の言動を変えられるわけではありません。

「どうすれば、嫌われずに済むのだろう?」と発想の転換をし、自分自身を変えようとすることは可能です。先ほどの「ママ友から不愉快なことを言われた」の例も同じことが言えます。

3.解釈(捉え方)

「絶対」のような言葉は、例外を認めない考え方です。「常に・必ず・いつも・みんな・誰でも」も、同様です。また「ブラック企業」も断定した捉え方ですよね。

レッテル出典:stock.adobe.com

よく目や耳にする「最近の若者は」「男はこうあるべきだ」「雨女」「血液型がA型だから」なども、断定した捉え方です。このように考えてしまうと、「これは変えられないことだ」と自身で認識してしまいます。

「私はダメな人間だから」「私は自己肯定感が低いから」といった言葉を何度もつぶやいていると、本当はそうでなかったとしても「自分はそうだ」と自己暗示をかけてしまうかもしれません。「変えられないものを、変えようとする」「変えられるものを、変えようとしない」あなたの考え方は、どちらが多いですか? まずは、自分の考え方のクセを知ることが大切です。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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