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【週末の作り置き】里芋で作る3品|里芋まんじゅうは絶品のおいしさ

料理・グルメ

 【週末の作り置き】里芋で作る3品|里芋まんじゅうは絶品のおいしさ

2020.11.14

自然食料理人の山田です。週末にまとめて作る最強の作り置き「重ね煮」。週末の30分で平日がぐっとラクになる裏技的作り置きです。
今週はしっとりと柔らかい里いもの重ね煮です。ぬめり成分には胃や腸を守る働きがあり、食物繊維も豊富。味染みもよく、秋の重ね煮には欠かせない食材です。

今回は食感の良いれんこんと合わせて、煮て良し、揚げて良し、汁で良しの、里いもを味わい尽くす重ね煮を紹介いたします。

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連載:週末にまとめて作る栄養ご飯の元!最強の作り置き「重ね煮」

重ね煮の基本

重ね煮とはひとつの鍋の中でたくさんの野菜を重ねてベースを作り、それを使っていろんな料理を簡単に作ろうという調理法のこと。
鍋底に軽く塩を降り、順番に野菜を重ねたら上にも軽く塩を降り、無水(焦げるようなら差し水を)、弱火でじっくりと火を入れてたら出来上がりです。

煮ても揚げてもおいしい【里芋の重ね煮】

ゴロゴロとした野菜たっぷり、里いもの重ね煮

【材料】

れんこん‥‥‥‥‥ 150g 小さく細めの乱切り
にんじん‥‥‥‥‥‥ 70g 小さく細めの乱切り
玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥ 150g 1cmスライス
里芋‥‥‥‥‥‥‥‥ 300g 乱切り
きのこ‥‥‥‥‥‥‥ 100g 乱切り
差し水‥‥‥‥‥‥‥ 50cc

※たっぷり作りたい時は倍量以上で作ってください。

 

【作り方】

①基本の重ね煮の図を参考に、上記の順番で重ね煮をしていきます。
②いい香りが立ってきて、にんじん、里芋に火が入ったら優しくかき混ぜる。
③タッパー等に移して、冷めたら冷蔵庫で保存する。

 

美味しくするワンポイント


全体的にゴロゴロした重ね煮ですが、にんじんとれんこんは小さめにして仕上がり時間と食感を調整しましょう。

 

重ね煮アレンジ①  里いものしょうが煮

しょうがをたっぷり入れてサッと煮込むだけ。重ね煮の旨味が生きます。

【材料2人分】
重ね煮‥‥‥‥‥‥‥‥200g
厚揚げ‥‥‥‥‥‥‥‥1/2丁 1cm角

ごま油‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1

(調味料)
しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
みりん‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
酒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 150ml
しょうが‥‥‥‥‥‥ 大さじ1 みじん切り

【作り方】
①ごま油で厚揚げを炒め、さらに重ね煮を入れて軽く炒め合わせます。

②調味料を入れ、中火で煮込みます。

③煮汁が少なくなったら里いもが崩れないようにそっと混ぜ合わせ出来上がり。

④一度冷まして味を染み込ませてから頂きます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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