家事が得意でなくても、自分の感覚で動こうとするのはなぜなのか?
このご夫婦に限らず、いろいろな話を伺っていると共通していることがあると感じます。
それは「対等な関係を築いていきたい」と思っているということ。それは、夫も妻もお互いがそう思っていることが多いです。
その「対等な関係」を妨げる要因として「上から指示を出されたくない」というものがあり、「対等な関係」を主張するものとして「自分のやり方で動く」ということがあるようです。
よく言われるように「夫は話を聞いていない」とか「なにも考えていない」ということではないのだろうと思うのです。
ただ、それをなかなかそこまで言語化するのは難しいようです。言語化はできていなくても「なんとなくそうした方がいいと思って」の裏側にはそうした思いをよく感じます。
解決策として提案するとしたら
このような場合。解決策としてひとつご提案するとしたら、下記のようなルールを話し合うといいのではと思っています。
それは……
「子どもが手から離れるほどに、夫婦お互いのリズムを尊重しあおう」ということです。
TVを見たい時は見たい。掃除をしたいときはしたい。基本はそれでよしとすればいいのではないでしょうか。
ただし「干渉し合う家事についてはスケジュールを調整し合う」ということは忘れてはいけません。
買い物にいかなければ晩御飯がつくれないのに、いつまでも買い物に行ってくれない。だと困るわけです。
家族で出かける時間なのに、直前に掃除をはじめられても困ります。
なので、そこだけ注意をして、干渉し合う家事についてはちゃんとスケジュールを決めるといいです。
あまり細々とするよりも、大雑把な運用ができると、お互い気楽に暮らしができますよね。
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