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「お互いに恋愛対象じゃなかった」亜耶バネッサさんの夫テルさんの“恋愛スイッチが入った瞬間”

家族・人間関係

 「お互いに恋愛対象じゃなかった」亜耶バネッサさんの夫テルさんの“恋愛スイッチが入った瞬間”

2023.12.16

夫婦の数だけ、夫婦の形があります。多様なパートナーシップのあり方を紹介することで、これからの夫婦の時間をより豊かに前向きに過ごして欲しい。「夫だから/妻だから、こうしなければいけない」と思い込むことをやめて、もっと自由に、夫婦という“一番近い、他人との関係性”を楽しんでほしい。そんな思いからスタートした企画「夫婦は続くよ、どこまでも」。今回は、トータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサさんと、動画クリエイターのテルさんご夫妻にお話を聞きました。

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特集:夫婦は続くよ、どこまでも

深夜にInstagramを開くと、仲良くインスタライブをするご夫婦がいました。トータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサさんと、ご主人のテルさんです。お二人のインスタライブには、「憧れです」「素敵です」というコメントが続々と寄せられていました。今回、多くの方から憧れのまなざしを向けられる人気ご夫婦のインタビューが実現! お二人の出会いから、憧れの夫婦として今に至るまでのお話をたっぷり聞きました。

出会いは大学。でも、お互いに恋愛対象ではなかった

亜耶さん

――お二人の出会いについて教えてください。

テルさん:僕たち、同じ大学に通っていたんです。亜耶は、双子で空手の世界チャンピオンということで、入学したときから有名でした。

亜耶さん:入試のとき、私の双子の姉がテルと同じ会場にいたらしくて、「すごいキラキラしている人がいる」って言っていました(笑)。出会った当初はきれいなイケメンだなぁという印象でした。

――大学時代は、ただ知っているという関係だったのですか?

テルさん:そうです。当時亜耶には付き合っている人がいて、その方の彼女という印象が強かったので、恋愛対象という目では見てなかったです。

亜耶さん:彼もミスター慶応ですごく有名人だったんです。同じ学年だったので、見かけたら挨拶をするくらいの知り合いという存在でした。

はじめは“つまらない人”だと思っていた!?

亜耶さんテルさん

――そのお二人が、お付き合いすることになったきっかけは?

亜耶さん:大学を卒業して7年くらい経った頃に、共通の知人の誕生会で再会したんです。「今、シングルなんです」と言ったら、「じゃあ、俺が立候補します!」と、3人くらい手を挙げた中に彼がいました(笑)。もちろん冗談ですよ。みんなで笑っていたんですけど、次の日に「昨日は酔っていたけど、楽しかった。ありがとう。また会えたらいいね」ってメールが来たので、「また会えたらいいね」という返事をしたんです。

テルさん:そのメールに、「じゃあ、いつ会おうか」と送ったら、「今日か再来年」って返事がきたんですよ。「再来年!?おい!」と思ったら、「今日か再来週」の間違いで(笑)。その会話の勢いでその日に会うことになったんです。

――7年ぶりに再会をして、2人きりで会う約束をするということは、何か感じるものがあったということですか?

亜耶さん:私は当時、テルのことを勝手につまらない人だろうなと思っていたんです(笑)。だから2人で会うことに対して特別な気持ちはなかったです。

テルさん:僕も、あまり話したことがないし、わざわざ会う必要もないんじゃないかなと思いながら約束したんです(笑)。

亜耶さん:軽く1杯飲もう! という感じで会って、1時間くらいで「楽しかったね、ありがとう」とお開きにする予定でした。だけど、飲み始めたら意外と話が盛り上がったんです。

テルさん:そう。すごく盛り上がったんです。

デート

亜耶さん:バックグラウンドもすごく似ていたのでびっくりしました。私の両親はカナダ人なんですけど、日本に住んでいるんです。テルのご両親は日本人だけどアメリカで生活をしていたので環境が似ていたんです。お互いの過去の恋愛のこととか、今は恋愛よりキャリアを優先したいよねみたいな話ですごく盛り上がったので、良い友達になれそう、楽しいなぁと思いました。でも、恋愛感情は沸かなかったですね。

テルさん:僕もその段階では、まさか付き合って結婚するとは思っていなかったです。

亜耶さん:お互いに好きなタイプを話したら、テルは「色白で、細くて~」と、私とは全然違うタイプを言うし、私もムキムキマッチョが好きなので、お互いタイプとかではないんだろうなという感じでした。でも気がついたら終電も過ぎちゃうくらい、話し込んでいたんです。

突然入った恋愛スイッチ!

――終電がなくなるくらい盛り上がったということは、そこでお付き合いがスタートしたんですか?

テルさん:いや……。その日は、時間も時間だったので一旦解散したんです。亜耶は家が近くて、僕は駅前のカプセルホテルに泊まることにしました。解散した後にメールをしていたら、これからカラオケに行こうという話になって、解散してから5分後にまた会ってカラオケに行ったんです。

亜耶さん:カラオケに行って、「あと10分でお時間です」という内線がかかってきた途端、突然キスをされたんです。

――えっ!? いきなりすぎませんか?

テルさん:いや、なんかその前の話で亜耶が、「デートをして何もアクションしてくれない男性は脈がないと思っちゃう」って話していたので、アクションしなきゃ! と思って。

亜耶さん:でも、その話のときに「お互い大人なのに、キスしたくらいで『これってどんな関係?』と問い詰めてこられるの苦手なんだよね」って言ってたんですよ。私も、わかる、わかる! その相性って大事だよねって盛り上がっていたのに、突然キスしてくるから驚いちゃいました(笑)。

亜耶さんテルさん

――でも、お互いに恋愛対象として見ていなかったと言っていませんでしたか? どこでスイッチが?

テルさん:スキンシップの話をしていたときに、なんとなく亜耶の手を触ったら、意外と手が小さくて。なんかその瞬間に僕の中のスイッチがオンになったんです。この人を守りたい! みたいな。

亜耶さん:キスされたのも謎なのに、カラオケを出たら手を繋いできたんです。「え? なんで手をつなぐの?」と聞いたら、「だめ?」って(笑)。キスしたぐらいで彼女面されるのはイヤだという話をしていた人とは思えないくらい、コロっと変わったからすごい不思議でした。でも、なんとなく相性が良くない気がして、私は「もう会うことはないだろうな」と思っていました。

テルさん:でも、僕はもう亜耶しか見えてなかったんです。

亜耶さん:家の前まで送ってくれたんですけど、「段階を踏んで進んでいきたいから、今日は家には上がらないね」って言ってきて。私、別に誘ってないんですよ。この人、どうしちゃったんだろうって思いながら、その日は解散しました(笑)。

亜耶さんテルさん

Instagramなどで以前から亜耶さんテルさんを見ていて、ご夫婦のファンだという方も多いはず。取材中もお二人は自然なスキンシップがとても多く、仲良の良さが滲み出ていましたが、出会った当初はお互いになんとも思っていなかったとは意外ですよね。次回はそんなお二人がどのように付き合い結婚に至ったのか、まだまだお話を伺います。

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