連載記事

年末年始にお取り寄せしたいグルメ缶詰4選 #缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

料理・グルメ

2020.12.27

みなさん缶にちは! 缶詰博士の黒川勇人です。コロナ禍で戸惑いつづけた今年もあとわずか。「年末年始くらいは美味しいもの食べて気分を上げたい!」と思い、ちょっとぜいたくな缶詰をピックアップしてみました(やっぱり缶詰かい!というつっこみも缶迎)。 どの缶詰もネットで買えるから、今から注文すれば年末年始にぎりぎり間に合うかも。美味しい缶詰で気分一新、新たな年を迎えましょ!

広告

連載:缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

とっても贅沢!そのまま食べてもおいしい「松茸煮」

サンプルイメージ松茸煮 300g 1800円(税別)

サンプル長いものは10センチ近くある

ぜいたくと言えばまず思い浮かぶのが松茸。何と缶詰になってるんですぞ!

昆布だしを主体にした汁で煮込んであり、味付けはわりとあっさり。だいたいタテ四つ切りにしてあって(個体によって変わる)、1本1本がデカい。大きいものは箸で持つのが重いくらいで、それが嬉しい。

歯応えが素晴らしくて、かんでいるとしゃくしゃく、こきこきと音がする。バターと一緒にホイル焼きにしてもウマーです。

100%栗だけの「くりきんとん」も缶詰に

栗鹿ノ子ミニ栗鹿ノ子ミニ 80g 486円(税込み)

栗と砂糖だけで練り上げた栗あんに、栗の実がまるごところりと入った和菓子缶。おせち料理の栗きんとんはさつまいもが入ってるのが普通だけど、これは栗100%というのが嬉しい。

サイズは他にも小、大があり、1コから買えるのもありがたいのだ。

 

一度ご賞味あれ!牛タン入りおでんの缶詰

サンプルイメージ牛たん入 仙臺(せんだい)塩おでん缶 280g 6缶3900円(税別)

サンプル

年末年始におでんというのも乙なもの。で、こちらは仙台名物の牛タンが入ったおでん缶であります。

仙台といえばかまぼこ(練り物)も名産なので、一緒に入ったちくわ、小判揚げもむっちりしていてまことに美味。メインの牛タンは繊維状にほろほろと崩れる柔らかさで、脂身のとろっとした食感もある。煮込んでいるにもかかわらずうまみが抜けてないし、モーたまらんウマさ!

 

缶詰の中身は「うに」「あわび」!色も紅白でおめでたい!

サンプルイメージ元祖いちご煮 415g 1468円(税込み)

サンプル

うにとあわびを魚介だしで煮たのが、八戸名物のいちご煮。いちごが入ってるわけじゃありません。ほの白い汁に浮かぶうにが、朝霧の中で見る野いちご(オレンジ色)に似ているからという、とてもロマンチックな由来なのであります。

熱々に温めていただくのがもっともぜいたくな味わい方。でも、それじゃあもったいないので、増量レシピをご紹介!

サンプルイメージ

ご覧あれ、炊き込みご飯なのだ。この缶詰は米2合を炊くのにちょうどいい量の汁が入っている。なので、まず米2合を缶汁だけで炊き(水は不要)、炊き上がったらうにとあわびの具を入れて、よく蒸らせば缶成!

炊くときにバター10グラムを入れるのもオススメで、ちょっとピラフっぽい仕上がりになります。ついでにきのこなども足せば、さらに増量できますぞー!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

著者

黒川勇人

黒川勇人

日本缶詰協会公認の缶詰博士として、様々なメディア出演や執筆活動で活躍。日々世界の缶詰を食している世界一の缶詰通。 著書に「缶詰博士が選ぶ!「レジェンド缶詰」究極の逸品36」(講談社+α新書)、「旬缶クッキング」(共著・春風亭昇太 ビーナイス)など。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る