珍缶1:日本の食材の代表枝豆が海外で美味しい缶詰に
ロンドンで見つけた枝豆の缶詰。枝豆は今や和食の代表格でもあるのに(海外でもEDAMAMEという言い方で通る)、日本に枝豆缶はない。それなのにイギリスでは造られ、売られているなんて、何だか悔しい。
これは枝豆を水で煮ただけの缶詰で、味付けは一切なし。枝豆本来の香りは薄いけど、ちゃんと薄皮もついてるし、歯応えを残しつつ柔らかく炊いてあるのはなかなか見事です。
珍缶2:中身はまさかの空気!富士山頂に上った際のさわやかな気持ちになれるかも…?
その名のごとく、富士山頂の空気が入った缶詰。ちゃんと缶を山頂まで運び、現地で密封しているそうな。
開けた瞬間、中から冷たい空気がシュッと飛び出して……ということはまったくなし。急いで鼻を寄せてスンスンしましたが、アルミ缶の匂いしかしませんでした。鈍感な自分が憎い!
おまけなのか、中に鈴が1コ入っていて、振ると可愛い音がしますぞ。
珍缶3:食べたことがある人はわかる、めちゃくちゃ美味しいフムスの缶詰
フムスは中東地域の伝統料理。ひよこ豆を茹でて潰し、ごまペーストや塩、スパイスなどを加えてよ〜く混ぜたもの。肉や魚を使わない料理なので、今では世界中のベジタリアンに愛されております。
手作りすると手間が掛かるから、こんな缶詰がありがたい。お味はかなり濃厚で、酸味があるのは好みが分かれるかも。オリーブオイルをたっぷりかけて、好みの野菜を添えるのがオススメです!
珍缶4:ホラー映画に出てきそうなネーミング、その名も「血のサラミ」
血のサラミとは恐ろしい気がするが、ヨーロッパではメジャーな食べ物であります。肉と脂だけでなく血を加えることで、独特のコクが出るのだ。
で、そんなサラミもちゃんと缶詰になっております。パッケージにはスライスしたサラミの写真が印刷されているけど、実際の中身はそうでない。皮に詰める前の具だけが、ぎゅうぎゅうに入っているのであります。
お味はレバーペーストに似ていて、スパイスとハーブがかなり利いてますぞ。
珍缶5:缶詰とは思えないクオリティ!缶バーグ
ハンバーグが丸々ひとつ入った驚きの缶詰。味付けはデミグラスソースと和風の2種類がある。
缶ごと湯せんすると素晴らしい香りが立ち上がり、たちまちお腹がぐーっと鳴る。半分に切ると断面からきらきら輝く肉汁が流れてくる。これが缶詰で食べられるなんて信じられないクオリティ!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。