いわし味付うめ風味缶で「いわしの梅しそ味」
極洋「いわし味付うめ風味」は、甘酸っぱくて後を引く梅味が最大の特徴。なので、しその葉をトッピングして“梅しそ”味にバージョンアップ。しその葉は野菜の中でもカルシウムとβカロテンの量が群を抜いて多いのだ。さらに白炒りゴマを掛けてセサミンもプラス。悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化を防ぐと言われるセサミンがDHA・EPAと一緒になれば、不老長寿も夢じゃない(言い過ぎですが)。
【美味しくするポイント】
しその葉は刻んだあとで水に30秒ほど浸けておくと、えぐみが取れて歯触りもしゃくしゃくに。トッピングする前に水をよく切りましょー。
食塩不使用イワシ缶で「イワシのバルサミコ風味」
伊藤食品「あいこちゃん鰯(いわし)水煮 食塩不使用」は、その名の通り塩を使っていない。だから味付けが自由自在であります。今回は味付けにオリーブ油、バルサミコ酢、塩こしょうを使ってちょいイタリアン風に。さらに、スライスしたズッキーニをオリーブ油で香ばしく焼き、イワシの下に敷くことで見た目もおしゃれにしてみた。ズッキーニはβカロテンとビタミンCが豊富で、特にβカロテンは油分と一緒に摂取すれば吸収率がアップ。体内でビタミンAに変換されたあとで、活性酸素の働きを抑えたり動脈硬化を防いだりと、いいことがたくさんありますぞー。
【美味しくするポイント】
ズッキーニは焦げ目がつくまでじっくり焼けば、食感が柔らかく香りも豊かに。
トマト味のいわし缶で「イワシとナスのチーズ焼き」
マルハニチロ「まいわし油漬(トマト)」は、脂がのった北海道産イワシをエクストラバージンオリーブ油に浸け、トマト味ですっきり仕上げた逸品。トマトは発がん予防に効果があると言われるビタミンC、活性酸素を除去するリコピンが豊富なので、血管の若さを保つDHA・EPAと一緒になれば老化を防ぐ最強コンビであります。あとは新玉ねぎ(甘くて美味)とナス(皮に含まれるポリフェノールで活性酸素を抑制)を加えて味&栄養を増し増し。耐熱容器に入れてチーズを掛け、表面を香ばしく焼けばコクも加わって缶ぺき!
【美味しくするポイント】
焼いている間に新玉ねぎとナスから水分が出るので、あらかじめ耐熱容器の底に千切った食パンを敷いておけば、水分に溶け込んだ栄養素も残さずいただける。ひたひたになった食パンもウマッ。
今回は最新のイワシ缶を使ったアレンジレシピ3品を紹介しました。トマト味や食塩不使用などの新しい味付けは、従来のしょうゆ味やみそ味よりもアレンジが缶たん。ぜひみなさんもトライしてみて下さい!