缶詰クッキングはコスパよし、ラク、栄養も満点!
どんな缶詰も、お米と一緒に炊けばおいしい炊き込みごはんになる。やきとり缶や牛大和煮缶なら肉ごはんになるし(肉系はごぼうを一緒に入れるとウマー)、魚介系ならほぼほぼ、何でも大丈夫。
缶詰博士的には、いわしのしょう油煮缶が一番好き。いわしはさばやさんまよりクセが少ないのと、しょう油煮缶は味付けが砂糖&しょう油ベースなので、炊き込みごはんの味そのものなのであります。
でもでも! 炊き込みごはんといっても材料をすべて入れ込んで炊いてはいけませんヨ。おいしく仕上げるには、ある手順が必要なのであります。さっそくやってみましょー!
缶詰de炊き込みご飯
材料(2人分)
- いわししょう油煮缶(150g程度)・・・1缶
- 米・・・1.5合
- 粉山椒・・・適量
- 水・・・150ml
- しょう油・・・25ml
- 酒・・・大さじ2
お米は充分に水を吸わせた後、ざるあげして余分な水を切る。それを鍋もしくは炊飯器に入れて、水、しょう油、酒を合わせた炊き地を入れますです。
大事なのは次の手順で、缶詰はまず缶汁だけを入れる。フォークとか箸で具をおさえておき、缶汁をぜんぶ投入しちゃってください。軽く全体をかき混ぜたら炊飯スタート!
缶に残しておいたいわしを投入(ここ大急ぎ!)。
熱が逃げないうちにフタを閉め、15分くらい蒸らしタイム。いわしはこの後、蒸らしの余熱だけで充分おいしくなるのだ。
缶詰はすでに加熱調理済みなので、さらに高温で加熱すると、身がパサついたり、風味が抜けたりする。ゆえに缶汁だけで炊き上げ、具はあとから投入するのがベストであります。
そうして蒸らしが終わったら、いわしをほぐしながら全体を混ぜれば缶成! 食べるときに粉山椒をかけるとうな重みたいになって絶佳です(いわしだけど)。
こちらは翌朝おむすびにした様子。刻んだ柴漬けと大葉を混ぜこむとかなりおいしい。
炊きたてもいいんだけど、味がよく沁みた翌日おむすびも最高です!
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