連載記事

レトルトカレーはパウチだけじゃない!個性派カレー缶トップ5 #缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

料理・グルメ

2021.02.21

みなさん缶にちは! 缶詰博士の黒川勇人です。2月12日はレトルトカレーの日だったけど、缶詰のカレーも実は製造方法が同じ。容器がレトルトパウチか缶かの違いだけで、「容器にカレー充填→真空にして密封→容器ごと加熱殺菌」という工程が同じなのだ。 缶詰のカレーはレトルトカレーほど種類が多くないけど、そのかわり個性的なものばかり揃っています。今回は特にユニークな5缶を紹介しますぞ!

広告

連載:缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

個性派カレー缶1:タイカレー缶のブームを引き起こした缶詰

缶詰

缶詰チキンとタイカレー 125g 140円ほど(税別)

2011年発売の〈ツナとタイカレー〉から始まったロングセラーシリーズ。その後のタイカレー缶ブームを引き起こしたエポックメイキングな缶詰であります。
本場タイで造られ、コブミカンの皮・葉や、レモングラス、ガランガル(タイ生姜)など、フレッシュなハーブと香辛料がふんだんに使われているのが特徴。ごはんにかけるだけじゃなく、やきそばやラーメンにかけても美味!

個性派カレー缶2:ココナッツ好き必見!業務スーパーのカレー缶

缶詰

缶詰レッドカレー缶詰 400g 188円(税別)

業務スーパーで売られているタイ製レッドカレー缶。ココナッツの濃厚さが飛び抜けていて、フタを開ければ甘い香りが拡散するし、口に含めばまず甘さがあって、その内側からゆっくりと辛味が顔を出すほど。真のココナッツ好きにオススメしますぞ!

個性派カレー缶3:天然のエゾアワビが丸ごと入って贅沢!

缶詰

缶詰

缶詰黄金重茂カレー 415g 3780円(税込)

何と、天然エゾアワビが丸ごと1コ入ったゴージャスカレー。岩手県宮古市の重茂(おもえ)漁協が数量限定で販売したもので、一部のネットショッピングで売られております。アワビは分厚く、弾力はあるけどしっとり噛みきれる柔らかさ。ルーにはメカブも入っているから、アワビとメカブのいいダシが出ております。けっこう辛めな味付けもグー!

個性派カレー缶4:さば×カレーのコラボ

缶詰

缶詰さばのカレー煮 150g 270円(税別)

今や日常食になったさば缶にもカレー味が多種揃う。一般スーパーで比較的売られているのがこの〈さばのカレー煮〉。さばは衣を付けて油で揚げてから使っているので、さば特有の臭みがほとんどないのがウリ。じゃがいも、にんじんも入ったやや甘めの味付けは白ごはんにぴったり。

個性派カレー缶5:本格インドカレーも缶詰で味わえる

缶詰

缶詰チキンとインドカレー・黒カレー 115g 120円ほど(税別)

タイカレーで一世を風靡したいなば食品は、そのあと1周回って、カレー発祥の地、インドのカレーも追求しています。とことん追求するその姿勢、素晴らしいです。
この“黒”カレーは黒ゴマで色を演出しつつ、バターとココナッツミルクのコクがあり、具の鶏肉も大きくて申し分なし。ほかにトマトの赤色を生かした〈チキンとインドカレー・赤カレー〉もあり。

 

今回はみんな大好きカレーの缶詰をご紹介しました。
缶から出すところを見なければ、缶詰だとわからないクオリティです。常備しておくと「何もない……」と途方に暮れることがなくなるはず! ぜひ食べてみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

著者

黒川勇人

黒川勇人

日本缶詰協会公認の缶詰博士として、様々なメディア出演や執筆活動で活躍。日々世界の缶詰を食している世界一の缶詰通。 著書に「缶詰博士が選ぶ!「レジェンド缶詰」究極の逸品36」(講談社+α新書)、「旬缶クッキング」(共著・春風亭昇太 ビーナイス)など。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る