スーパーで買えるすごい缶詰1:さばのトマト煮
さばとトマトの組み合わせは案外難しくて、そのまま合わせると互いの青臭さが鼻についてしまう。そこでマルハニチロは缶がえた(考えた)。
さばに衣を付けて油で揚げ、さば特有の匂いを抑えてから使おうと。おかげで製造工程が増えてコストも掛かったが、その効果は抜群! トマトのうまみが乗った新しいさば缶が誕生したのであります。ちなみに、このトマトソースはカゴメ謹製の濃厚ペーストを使っているからまずいわけがない。パスタと和えるだけでとっても料理上手な味に!
スーパーで買えるすごい缶詰2:からあげ
2019年春にホテイフーズが出したのは、まさかの鶏唐揚げ缶。これには僕も驚いた。だって揚げ物ですよ。時間が経てば油が劣化するから、長期保存の缶詰には出来ないと思っていたのだ。
しかしホテイフーズさんは長年研究をし、ついに缶内の残存酸素量を極限まで減らすという技術(難しくて分からん)で、油の劣化を防いでしまった!
旨辛たれ味とてりマヨ味は、揚げたあとで特製ソースをまぶしたチキン南蛮っぽい味。和風醤油味は揚げたてをそのまま入れているので、まさに唐揚げそのもの。お弁当のおかずにもいいし、おむすびの具にすれば天むすならぬ唐むすの出来上がり!
スーパーで買えるすごい缶詰3:チキンとタイカレー グリーン
みんな大好きいなば食品のタイカレー缶。デビューは2011年だから、発売からもう9年も経っている。しかしその実力はいまだ衰えず、常備している人も多いと思う。
価格が100円台と安いのは、製造コストが低いタイの工場で造っているおかげ。現地従業員の仕事ぶりは素晴らしくて、コブミカンは枝の状態で工場に持ち込んで、葉を1枚1枚手で千切って缶に入れている。赤唐辛子もフレッシュなものをまな板に乗せ、包丁で刻んで使うなど、作業の多くが手作業だ。また、日本にはないハーブ類、スパイス類も使っているから、正真正銘のタイカレーなのであります。
インスタント麺にかければ、あっという間にタイカレー麺の出来上がり!
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