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火を使わないから簡単!個性派ツナ缶で作る絶品レシピ3品!押し寿司に白和え、ポキ丼も!【缶詰博士の!缶たんクッキング】

料理・グルメ

2021.07.25

みなさん缶にちは! ツナ缶が好きすぎて海外の工場まで取材に行った缶詰博士・黒川勇人です。 前回と前々回で個性派ツナ缶を7缶紹介しましたが、今日はそれらを使った絶品レシピを紹介します。他の食材と組み合わせればレシピは無限。サラダに使うだけじゃもったいないですぞ!

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連載:缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

味付けはめんつゆでOK「本マグロツナ缶のポキ丼」

缶詰

缶詰本まぐろ・オリーブオイル漬け缶詰 160g 12缶で5980円(1缶あたり498円、税込)


エル・マナール「本まぐろ・オリーブオイル漬け缶詰」は、なんと本マグロ(クロマグロ)で造られたツナ缶。それも地中海産の天然本マグロ使用であります。味付けは塩とオリーブオイルだけで、塩分量が極めて少ないのも特徴(1缶160gあたり0.1g)。ということは、後から調味料を足してもしょっぱくなりにくいから、味変しやすいわけ。

そこで、このツナ缶を使ってハワイの名物料理「ポキ丼」を作ってみた。ブロック状になっているツナの肉は大きめにほぐし、皮をむいたアボカドもツナと同じ大ききにカット。揉み海苔を加えてめんつゆで味付けし、丼に入れた酢飯の上に盛りつけ。最後に白炒りごまを散らせば缶成!(完成の意)

【美味しくするポイント】
辛いもの好きならラー油を足してピリ辛に。七味唐辛子もいけます。

パセリが無限に食べられる「ツナとパセリの白和え」

缶詰

缶詰特選まぐろオリーブ油漬 ファンシー 大型缶 175g 3缶で1442円(1缶あたり480円)※ほかに小型缶(90g、1缶280円)もあり(ともに税込)

静岡・由比で地元の人たちに愛されているのが由比缶詰所「特選まぐろ」シリーズ。工場に併設された直売所には、このツナ缶を求める買い物客が毎日のようにやって来るのだ。

オリーブ油漬け(画像のもの)と綿実油漬けの2種があるけど、どちらも美味しいので好みで選べばOK。このツナ缶を油ごとボウルにあけ、洗って葉先を摘んだパセリ、水切りした絹ごし豆腐2分の1丁、黒すりごま大さじ1を入れ、塩少々を加えて混ぜれば「ツナとパセリの白和え」の缶成。ビンナガマグロと油のうま味がパセリに染みこんで、特有の苦みや青臭さをほとんど感じなくなる。1束のパセリもあっという間に缶食!(完食の意)

【美味しくするポイント】
作りたてが一番美味しい。作り置きすると水分が出てきますぞ。

型があったらやってみて!「ツナトロの押し寿司」

缶詰

缶詰ラモンペーニャ 特選ツナトロ 110g 1512円(税込)

スペインのツナ缶、ラモン・ペーニャ「特選ツナトロ」はキハダマグロのトロだけを詰めた高級品。脂が乗った身はうま味がとても濃くて、マグロが持っている酸味と甘味の両方が味わえる。こんなツナ缶をギフトにもらったら嬉しいですなァ。
そのリーフ状の身をていねいにはがし、押し寿司の型に詰めた酢飯の上に並べて、押し板でぎゅっと押しつける。最後に紅しょうが、ふりかけをかければ「ツナトロの押し寿司」の缶成! 

【美味しくするポイント】
ふりかけはわさび入りがおすすめ。ふりかけを使わず、わさびとしょう油で食べても美味。


今回は個性派ツナ缶を使ったレシピを紹介しました。どのツナ缶も油漬けタイプを選んでいますが、それには理由があります。油もうま味の1種だから、ツナ缶は油漬けタイプがだんぜん美味しいのです。残った油も捨てたりせず、炒め物に使うなどして、ぜひ活用してください。

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著者

黒川勇人

黒川勇人

日本缶詰協会公認の缶詰博士として、様々なメディア出演や執筆活動で活躍。日々世界の缶詰を食している世界一の缶詰通。 著書に「缶詰博士が選ぶ!「レジェンド缶詰」究極の逸品36」(講談社+α新書)、「旬缶クッキング」(共著・春風亭昇太 ビーナイス)など。

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缶詰博士の缶詰名缶(鑑)

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