朝の家事シェアが家族を救う!
家事シェアにもいろいろな方法があります。ただ、どんな方法であってもゴールは一緒でそれは「家族の信頼関係を育んでいく」ことが重要です。けして、5:5で分担することや、夫を上手に動かすことを目的としないのが大切だよと、連載の中でもいい続けてきました。
今日は、そんな家事シェアをするときの方法のひとつをお伝えします。
このやり方は、下記のような人に向いています。
- 夫は家事シェアを嫌がっているわけではない
- 言えばやってくれるけど、自発的にはあんまり動いてくれない
- 夫婦とも「家事大好き!」というわけじゃない
- 合理的に家事を終わらせたい
分担を決める順序がある!?
家事の分担を話し合うとき、ほとんどの人が「ジャンル」から入ります。
つまり「『食器洗い』だったらパパもできるかな?」とか「『ゴミ捨て』はお願いね」とかです。
でもこの話し合いでは、うまくシェアすることができない場合があります。
それは「時間が合わない」という場合。
「『掃除』をお願いしたいけど、平日は無理そうだな」
「『料理』はさすがにお願いできないか(料理の時間に家にいない)」
そんなふうに、「パパができる家事 × パパが家事できる時間」という方程式で考えていくとシェアできる家事がほとんどない! ということになりがちなのです。
そして結局、ゴミ捨て、風呂掃除、たまに洗濯物たたみ、くらいに落ち着いていってしまう。
なので、シェアするときの方程式を変えてみましょう。まず最初に決めるのは「パパが家事できる時間帯」だけです。掃除が苦手とか、片付けができないとか、洗濯好きとか、料理が得意とかはいったん置いておきます。
なぜか?
家事ってそもそも「得意、好き」だからやっていますか? 「苦手、嫌い」だったらやらないでしょうか? そんなことはないはず。「生活する上で必要なこと」として、好きなものは楽しく、嫌いなものもなんとかやっているはずです。
家事をシェアするというのは、お互いがその土俵に立つということなのです。
なので、優先順位としては「得意・不得意」に関しては2番目として決めていきましょう。
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