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家事をしない夫には「何を頼む」ではなく「いつ」頼むかが重要#男性から見た夫のトリセツ

家族・人間関係

2021.02.21

こんにちは、日本唯一の家事シェア研究家の三木智有です。 今日は「少しでもいいから家事を家族とシェアしたい!」そんな方に極意をお伝えします。

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連載:男性から見た夫のトリセツ

朝の家事シェアが家族を救う!

家事シェアにもいろいろな方法があります。ただ、どんな方法であってもゴールは一緒でそれは「家族の信頼関係を育んでいく」ことが重要です。けして、5:5で分担することや、夫を上手に動かすことを目的としないのが大切だよと、連載の中でもいい続けてきました。

今日は、そんな家事シェアをするときの方法のひとつをお伝えします。
このやり方は、下記のような人に向いています。

  • 夫は家事シェアを嫌がっているわけではない
  • 言えばやってくれるけど、自発的にはあんまり動いてくれない
  • 夫婦とも「家事大好き!」というわけじゃない
  • 合理的に家事を終わらせたい

分担を決める順序がある!?

家事の分担を話し合うとき、ほとんどの人が「ジャンル」から入ります。

つまり「『食器洗い』だったらパパもできるかな?」とか「『ゴミ捨て』はお願いね」とかです。

でもこの話し合いでは、うまくシェアすることができない場合があります。
それは「時間が合わない」という場合。

「『掃除』をお願いしたいけど、平日は無理そうだな」
「『料理』はさすがにお願いできないか(料理の時間に家にいない)」

そんなふうに、「パパができる家事 × パパが家事できる時間」という方程式で考えていくとシェアできる家事がほとんどない! ということになりがちなのです。

そして結局、ゴミ捨て、風呂掃除、たまに洗濯物たたみ、くらいに落ち着いていってしまう。

なので、シェアするときの方程式を変えてみましょう。まず最初に決めるのは「パパが家事できる時間帯」だけです。掃除が苦手とか、片付けができないとか、洗濯好きとか、料理が得意とかはいったん置いておきます。

なぜか?

家事ってそもそも「得意、好き」だからやっていますか? 「苦手、嫌い」だったらやらないでしょうか? そんなことはないはず。「生活する上で必要なこと」として、好きなものは楽しく、嫌いなものもなんとかやっているはずです。

家事をシェアするというのは、お互いがその土俵に立つということなのです。

なので、優先順位としては「得意・不得意」に関しては2番目として決めていきましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。著書に『家族全員自分で動く チーム家事』がある。

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