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「妻に嫌われるの、怖いじゃないですか」犬山紙子・劔樹人夫妻インタビュー#夫婦はつづくよ、どこまでも

家族・人間関係

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2021.01.23

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特集:夫婦は続くよ、どこまでも

得意な人が得意な分野を担当すればいい

犬山さん劔さん夫婦といえば、家事全般を劔さんが担当している「兼業主夫」であることもわりと知られている話だ。そのことについて話を聞いてみた。

「私は独身だった頃から家事全般が苦手で。一緒に住んだ時に、家賃や生活費は私が出すから、家事を彼にやってほしいということで合意しました(笑)」(犬山さん)

「僕は別に家事が得意ってわけじゃなかったんですけど、家事は楽しい。好きですね」(劔さん)

「家事は女性の仕事」「結婚したら女性の方が家事をするのは当たり前」という風潮が一般的とされている日本で、少数派のスタイルの家庭ではあると思う。劔さんは、日本では珍しい部類の「夫」だ。一般的に「イケダン」「イクメン」とされている男性も、家事を妻と”シェア”することや妻の家事を”手伝う”という感覚はあっても、家事全般を引き受けているという夫は決して多くはない。抵抗はなかったのだろうか?

「僕の両親が共働きだったんです。ベビーシッターさんに預けられていたり、祖父母と過ごす時間も長かったですね。新潟の田舎だったんですが、珍しいですよね」(劔さん)

「彼のお母さんがとてもリベラルな人で、女性だから家事をしなきゃとか男性はしなくていいとか、そういう考えの人ではなかったんですよね」(犬山さん)

「彼女は働くのが好きだし、僕はやりたい仕事だけさせてもらっている。『家のことをしてくれている人がいるから私は外で仕事できるんだよ』と言ってくれるので」(劔さん)

「でも、これも子どもが生まれてからは見直しました。明らかに仕事量の不平等が生まれるので。今はお互いの仕事と家事と育児の量がトントンになるように意識してます」(犬山さん)

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