シャキシャキとした食感の食べ物といえばたけのこですね。食物繊維をたっぷり含んでいるからで、排泄を促すカリウムも豊富なので、春のデットクスにも最適です。
重ね煮に入れるとその食感が際立ち、あっさりとした料理にも鮮やかなコントラストが出て来ます。アレンジもかなり幅広く使えるので、冷蔵庫に入れておくとかなり重宝する重ね煮です。
まずはベースとなる重ね煮を作っていきましょう。
たけのこの重ね煮
【材料】
- 塩‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
- ごぼう‥‥‥‥‥‥ 100g 千切り
- にんじん‥‥‥‥‥ 80g 細めの千切り
- 玉ねぎ‥‥‥‥‥‥ 150g 細めのスライス
- たけのこ(水煮)‥ 400g 太めの千切り
- きのこ‥‥‥‥‥‥ 100g スライス※
- 塩‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
- 差水‥‥‥‥‥‥‥ 50〜100cc
※しいたけ・エリンギ・えのき・しめじなど、きのこを何種類か混ぜると味わいが増します。えのきは半分にカットして手でさき、しめじも大きければ手でさきます。
【作り方】
- 3本指で塩をひとつまみ鍋底に振り、きのこ→たけのこ→玉ねぎ→にんじん→ごぼうの順に重ねてから、上にもひとつまみ塩を振る。
- 鍋に沿って差水をしてから蓋を閉め、極弱火にかける。
- 20分〜30分ほどして、良い香りが立ってきてらにんじんを食べてみて、ある程度柔らかくなっていたら、そっとかき混ぜて出来上がり。
- タッパーなどに移して冷まし、冷蔵庫で保存する。
※3~5日くらい保存可能です。
※使い切れない時は小分け冷凍し、そのまま味噌汁などに使えます(冷凍の場合1ヵ月程度保存可能)
※基本の重ね煮が作り方のベースになります。
美味しいワンポイント
たけのこは太めの棒状に切ってシャキシャキの食感を活かしましょう。量が足りなければ、すこし少なくても大丈夫です。
できた重ね煮を使ってアレンジ料理を作っていきましょう。
重ね煮アレンジ1:たけのこのオムレツ
【材料1個分】
- たけのこの重ね煮‥‥100g
- 卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥2個
- スライスチーズ‥‥‥1/2枚
- サラダ油‥‥‥‥‥‥適量
- しょうゆ‥‥‥‥‥‥大さじ1
- みりん‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
- 塩こしょう‥‥‥‥‥適量
- ケチャップ‥‥‥‥‥適量
【作り方】
- 卵をボールの中でよく解いて、塩こしょうをしておきます。
- オムレツの具材を作ります。フライパンにサラダ油を引き、強火でさっとたけのこの重ね煮を炒め、更にしょうゆとみりんを入れ軽く炒める。最後にちぎったチーズを入れて混ぜます。
- 新しいフライパンを温めサラダ油を引き、1を流し込みます。弱火で焼き、固まって来たら2を入れ広げ、卵で巻いて出来上がり。
- ケチャップ等をつけて頂きます。
重ね煮アレンジ2:たけのこの梅ツナマヨ
【材料2人分】
たけのこの重ね煮‥‥‥‥100g
ツナ缶(ノンオイル)‥‥ 1缶
梅干し‥‥‥‥‥‥‥‥‥大1個
マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
青のり‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
塩こしょう‥‥‥‥‥‥‥適量
【作り方】
- ツナ缶の汁をよく切っておきます。
- たけのこの重ね煮に1、叩いた梅干し、マヨネーズを入れ、よく混ぜ合わせます。
- 青のりをかけ、塩こしょうで味を整え完成。
重ね煮アレンジ3:たけのこと菜の花のおじや
【材料2人分】
- たけのこの重ね煮‥‥‥100g
- ご飯‥‥‥‥‥‥‥‥‥150g
- 菜の花‥‥‥‥‥‥‥‥1本
- めんつゆ‥‥‥‥‥‥‥400ml
【作り方】
- 菜の花を軽い塩水で1分半ほど茹でてザルで冷まし、水気を優しく絞ったらザクザクと刻んでいきます。
- たけのこの重ね煮も、食べやすい大きさにザクザクと切っておきます。
- 鍋にめんつゆを入れ温め、たけのこの重ね煮、ご飯を入れます。
- 五分程弱火で煮込んだらお皿に盛って、1を散らして出来上がり。
まとめ
たけのこの重ね煮は食感とあっさりした味わいを活かしたアレンジがお勧めです。しょうゆで炒めて春巻きの具材や混ぜご飯にしたり、白和のような柔らかい料理にも合いますね。中華スープや味噌汁も美味しいです。
これからたけのこがたくさん出て来たら、たっぷり重ねて冷蔵庫で保存し、毎日少しずつ食べていけるといいですね。春上昇のエネルギーをたっぷり受け取って、伸びやかな春にしていきましょう。
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