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【クイズ】「頭が上がらない」「頭が下がる」って同じ意味?  #40代の新常識向上委員会

カルチャー

2021.05.10

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。 40代の大人には、親切に指摘してくれる人も少ないのが現実! だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきます。

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連載:【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

クイズ:「頭が上がらない」と「頭が下がる」は同じ意味?

クイズ:頭が上がらないってどんな意味?

一見同じ意味の言葉に見えるこの2つの表現。
同じように使うと失礼になります。詳しく見ていきましょう。

答え:「全く正反対の意味」

一見、同じような状況を説明している2つの言葉ですが、その意味には、大きな違いがあります。

頭が上がらない:負い目を感じる時に使う

「あの人には、頭が上がらない」という文章の場合こんなときに使います。

  •  あの人に、借りがあるから強気に出られない
  •  あの人は、上司だから口をだせない
  •  あの人に、引け目があるから言うに言えない

頭が上がらない=「対等にふるまえない」を表現する言葉なんです。
自分が相手に対して、何からの負い目を感じているネガティブな状況で使います。

頭が下がる:感心、尊敬の念を持つ

頭が下がる=「感心する、尊敬する」相手に対して賞賛したい気持ち、ポジティブな感情から出てくるときに使うもの。

「あの人には、頭が下がる」という文章の場合はこんな時に使います。

  •  あの人の行為に、感謝している
  •  あの人の言動は、尊敬できる

相手を褒めるつもりで「あの人には、頭が上がらないよ」なんて人に話してしまったら、大変! 何か弱みでも握られているの!? なんて、正反対の誤解を生んでしまいますよ(笑)

 

同じ意味のように見えて正反対の言葉。覚えておきたいですね。

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