【クイズ】おせちに入っている「かずのこ」は何の卵?
答え「ニシン」
ニシンが多く漁獲される、北海道や東北地方では、ニシンのことを「カド」と呼ぶことから……
カドの子
カドのこ
カドノコ
カズノコ
という呼び名になったそうです。
カズノコを漢字で書くと「数の子」となります。読んで字のごとく、小さな魚卵がたくさん集まっているので「子孫繁栄」の縁起物というのは、もう皆さんご存知ですよね?
でも、それならイクラやタラコ、シシャモに、トビコなども同じと思われがちですが、なぜカズノコがお節の定番になっているのか……実は深い理由があるんです。
ニシンを、当て字で書くと「二親」。そう、父親と母親から、多くの子供が産まれますように、という願いがこめられているから、カズノコが子孫繁栄の象徴なのです。
意外と知られていませんが、カズノコは魚卵なのに、EPAやDHAが青魚よりも豊富な食材。お財布が許せば、お正月だけでなく、日常的に食べたい食材ですね。
文/池田ゆき
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