4人家族で食費が25,000円に抱くイメージは「質素」「節約が大変そう」
筆者の家族は、夫婦と小学生の男の子と保育園児の男の子がいる4人家族です。夫は細身でもよく食べるますし、最近では成長期である長男も食欲旺盛。くわえて、筆者自身も友人に食べる量をびっくりされるほど「食べることが大好き」です。
だけど、我が家の食費は1月25,000円ほど。そんなことを話せば「お腹いっぱい食べれてるの?」と心配されるのでしょうが、一汁三菜の自炊を働きながら今でも無理なく続けています。
それを叶えるためのポイントをご紹介します。
ポイント1:業務スーパーを活用! 家計にも時短にも、冷凍カット野菜が便利
食費が安い理由をお話ししていきましょう。
筆者がこよなく愛しているのは、業務スーパーです。近頃、話題に取り上げられることも多く、安く輸入品が楽しめるお店として有名ですよね。業務スーパーのいいところは、大容量だから「買い出しが少なくて済む」ことと、「便利な冷凍食品」が多いことがあげられます。
冷凍食品を解凍するだけでは、なんとなく寂しく感じる人も多いでしょうが、カットしてあるだけの冷凍野菜など、多くの献立に使える冷凍食品が多いのです。ミックスベジタブルや玉ねぎのみじん切りされた冷凍などを使うと価格変動なく野菜多めのメニューが叶うんです。
しかも、凍らせてある野菜は、そのまま凍ったまま炒めると早く炒まるというメリットもあります!
ポイント2:献立を決めて、買い出しは2週間に1度
よくママ友や友人を自宅に招くと、我が家の冷蔵庫を見てびっくりされます。1週間分の献立がすでに決まって貼り出されているからです。筆者は気合をいれて、そうしているのではありません。「今日の夕飯は何にしよう」「買いだす食品は?」と毎日考えることは負担です。だからこそ、1週間分メニューを決めることを提案します。
特売品などに左右されなくても、自然と買い出しが減るので節約になります。また、筆者の家庭では2週間に1度ほど買い物しか行かないために、子どもも楽しんでついてきてくれます。ガソリン代の節約にもなります。ういたお金で子どもにジュースのご褒美なども買ってあげられますよ。
ポイント3:常備菜の作り置きはあえて「しない」で、毎日をラクにする「ちょっとだけ」を
筆者は作り置きや常備菜が流行った頃、何度か試して挫折しました。何を隠そう「常備菜を作るのさえ面倒」なのです。休日は子どもと一緒に遊びたいのに、お昼ご飯を作った後にまた料理している私を見て「それは何ご飯なの?」と子どもが拗ねたように言いました。これを見て「おっしゃるとおり」と思ったことがあります。それから常備菜作りは、辞めちゃいました。
それでも買い出した食品を保つためのちょっとした工夫があります。タッパーにキッチンペーパーをしいて水で濡らして、刻んざ小ネギを入れて保存したり、夕飯を作るついでに玉ねぎをスライスしてジップロックに入れて冷凍したりします。いずれも、毎日がちょっとラクになるために「できるときにちょっとだけ」を心がけています。
献立に幅広くいかせる野菜を切っておき、使いたいときに解凍すればいいだけなんて、常備菜を作るより、ずっとラクだと思いませんか。
ポイント4:ふるさと納税、使ってる?
お米は全額ではありませんが、ふるさと納税に頼ってます。ふるさと納税制度とは、寄附金のうち2,000円だけ自分で負担になりますが、それ以外については所得税の還付や住民税の控除が受けられる有り難い制度です。同じ額の税金を払うなら、2,000円だけ負担して還元率の高いお米や調味料をもらった方がいいですよね。お米は10kgあれば、2,000円以上確実にしますよね。それでいて、くさるものでも家庭にいらないものでもありません。それに自宅まで届けてくれるのでラクなんです。
共働きの場合、夫婦それぞれの収入があると思うので使える額が多くなります。気をつけなければいけないのは、寄附の上限金額があることです。筆者が利用するのは、楽天のふるさと納税です。便利なシュミレーターを使って簡単に上限額を知ることもできますし、楽天ポイントもゲットできますよ。
ポイント5:レトルトや“〇〇の素”が、かえって手間だと気づいて
筆者は、レトルトや“〇〇の素”を使うことが苦手です。そう話すとママ友には「自分で手作りなんて大変だよ!」と言われることも多くてびっくりします。しかし、筆者は思うのです。レトルトにあわせて食材買ったり、作り方をみたりするのも十分な手間だと……。節約をしたいのなら、入っている具も少ないし、全て味付けは自分でやった方がコスパもよくおいしく野菜もとれます。余った野菜で違う日の献立を作ることも容易です。
レトルトや“〇〇の素”はゴミもかなり出るから調理中にめんどくさいし、一回きりのものも多いので買い出しが増えると感じませんか。ママだって女の子ですから、あらゆる荷物はなるべくコンパクトがいいですよね。
グラタンのクリームソースやミートソース、麻婆豆腐なども自分であわせ調味料を作ることができれば、それこそ冷蔵庫のメニューで即席ご飯も作れるのです。覚えてしまえば、パターンを組み合わせて汎用性高いものを作れますし、あるものでできてこの上なくラクです。
これからの連載で伝えていくレシピを真似してもらえれば「それだけだったの?」とびっくりすると思いますよ。
多くの主婦は「毎日手早くおいしいボリューミーなご飯が作れたら」と思っていると感じます。「忙しくてできない」「子どもがいると大変で」という気持ちも、年子を育てて、介護士の正社員をしていた筆者はよく分かります。
そんなときは「頑張る方法」を工夫するだけで、違った世界が見えると思いますよ。
次回は、1週間の献立とレシピを紹介したいと思います。
更新予定日:6月27日(土)
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