業務スーパーの「冷凍讃岐うどん」(200g×5食入)
業務スーパーの冷凍讃岐うどんは、コシがあって茹でても喉越しがいいのが特長です。なんといっても大容量なので、コスパも最高。他社製品では「余ったうどんを冷凍したら、ぷつんと切れちゃう」といったお悩みがありがちですが、もともと冷凍して売られているこの商品は、いつでもストックしておくことができます。茹でる時間も短くて済むので、ささっとランチを済ませたいときも便利です。
もちろん、この冷凍讃岐うどんとめんつゆで食べてもおいしいですが、それが毎回だと飽きてしまうのも家族の本音。これからはお鍋でもいいのですが、主婦の本音としては「家族も歓喜する“うどん料理を、時短で作りたい」と思うでしょう。
今回は“うどんマンネリ”に新しい風をふき込むレシピを4つご紹介します。
釜玉うどん
<材料>
冷凍讃岐うどん…4玉
卵黄…一人につき卵黄一個
小ネギ(長ネギ可)…適量
天かす…適量
<a>(1人分の目安)
めんつゆ…大さじ1
醤油…大さじ1
ごま油…適量
ぬるめのお湯or水…1/2カップ
和風だし…小さじ1
塩…少々
砂糖…大さじ1
1.深めの鍋に水をはり、沸騰させたら冷凍讃岐うどんをいれて、5分ほど茹でましょう。少し堅めの食感がベスト。茹でたら、うどんをザルにあげて、冷水でうどんを冷やします。氷をザルにいれておけば、自然に〆ることができます。冷やしたら、よく水気をきっておきましょう。
2.よく水気を切ったうどんを皿に盛り付けます。刻んだネギを散らして、天かすをその上にかけましょう。天かすは天ぷら粉をといて、油であげれば自作も可能ですが、既成商品で問題ありません。卵を割り、卵黄を取り出します。卵の殻のカーブを利用して、うどんに押し付け、卵ポケットを掘ります。そこに取り出した卵黄を落としましょう。
3.釜玉うどんの出汁醤油は、少し濃いめがベストです。ボウルに<a>を全て入れて、よく混ぜましょう。ぬるめのお湯を利用すると、砂糖などが溶けやすくて便利です。明太子などをトッピングすれば、より豪華な釜玉うどんになりますよ!
きつねうどん
<材料>
冷凍讃岐うどん…4玉
油揚げ…4枚
茹で卵…適量
しめじ…1袋
小ネギ…適量
長芋(なくても可)…適量
〜きつね(トッピング)の材料〜
<a>
醤油…大さじ2
砂糖…大さじ2
みりん…大さじ1
調理酒…大さじ1
水…100cc
〜出汁香るつゆ材料〜
水…800cc〜1000cc
鰹節…一掴み
<b>
醤油…大さじ3
めんつゆ…大さじ4
砂糖…大さじ2
塩…少々
みりん…大さじ1
調理酒…大さじ1
1.小ネギは包丁で輪切りにしておきます。長芋はとろろとして使用しますが、なくても大丈夫。とろろをトッピングする場合は、おろし金でおろしておきます。
2深い鍋に水(800cc〜1000cc)をいれ、石づきをとってほぐしたしめじと、殻付きのままの卵をいれます。沸騰したら、鰹節をいれ中火で煮出しましょう。そこに<b>をいれて、よく混ぜます。茹でた卵を取り出し、ボウルにはった氷水につけておきます。卵を15分ほど冷やしたら、殻を剥いてハーフサイズにカットします。
<POINT>
卵はつゆ作りの時に一緒に茹でてしまうことで、茹で卵を作る時間を時短しています。『業務スーパーで1週間食費7500円を叶える!子どもと遊びたい土日の献立#節約ママのラク家事ごはん!』の記事で紹介した出汁のとり方はラクです!
3.小さい鍋に<a>をいれて、弱火から中火で加熱しておきます。油揚げは一枚を半分にカットし、ザルにあげておきます。お使いのキッチンの給湯器の温度を45度くらいにあげて、ザルに入っている油揚げをよく洗い流します。油分が取れたら、ザルのまま水を切りましょう。そのまま先ほど火にかけた小さい鍋に投入し、5〜10分ほど煮ます。煮えたら、余分な煮汁を落とし、別皿で油揚げを冷ましておきましょう。
<POINT>
冷める時に味が染み込むのが煮物です。ふっくらつゆを含んでいるけど、べちゃっとしないくらいが適切な加減です。
4.うどんを茹でたら、丼に盛り付けます。そこにつゆをかけましょう。しめじをトッピングしたい丼の場所にお玉で流し込むと、しめじが集まってくれるので一石二鳥。先ほど作った油揚げと、小ネギととろろをトッピング。茹で卵も忘れないようにトッピングしましょう。
<POINT>
長男が「もっと油揚げを食べたい」と言い始め、仕方ないので分けてあげることに。トッピングが寂しくなったので、余っていた天かすをのせました。狐狸うどんです(笑)。
カレーうどん
<材料>
冷凍讃岐うどん…2玉
キャベツ…1/4量
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2個
油揚げ…適量(なくても可能)
豚バラ肉(こま肉可)…適量
天かす…トッピングなのでなくてもOK
カレールー…2〜4片
ベースのつゆ(上記きつねうどんを参照)…300〜400cc
1.前夜がきつねうどんでランチ作り。前夜のきつねうどんのつゆをリメイクすることにしました。油揚げは、短冊切りにします。野菜はひと口大に切っておきましょう。耐熱ボウルに水を入れ、カットした野菜を入れましょう。ラップをかけて、電子レンジで600W8分ほど加熱します。
<POINT>
根菜をつゆに投入して煮込んでしまうと、火の通るまでの時間で出汁の香りが飛んでしまいます。煮詰まってしまう原因にもなるので、耐熱ボウルで別に茹でています。
2.うどんを茹でておきます。つゆにカットした油揚げと豚肉を投入し、沸騰させたら中火で煮ます。このとき蓋をすると、出汁の香りが飛ばずにすみます。汁の量が少ない場合は、和風だしやめんつゆと水で伸ばしてみましょう。コクが欲しいときは、砂糖が便利です。豚肉に火が通ったら、カレールーを投入します。
<POINT>
お好みのカレー濃度に調整できるように、カレールーは割っておく味の調整に便利です。残ったカレールーはラップして冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切るようにしましょう。半端量で余ってしまったカレールーは『業務スーパーで1週間食費7500円を叶える!月・火の節約手づくり献立#節約ママのラク家事ごはん』の記事で紹介している、キーマカレーに利用できますよ。
3.先ほど茹でた野菜は茹で汁ごと、つゆに投入します。味が馴染むようにかき混ぜて、加熱します。茹ったうどんを丼によそって、つゆをかけたらカレーうどんの完成です。
焼きうどん
<材料>
冷凍讃岐うどん…2玉
キャベツ…1/4量
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2個
豚バラ肉(ウインナー、こま肉可)…適量
<a>
ソース…大さじ2
醤油…大さじ1
中華味…小さじ1
和風だしの素…小さじ2
砂糖…大さじ1〜2
塩胡椒…少々
1.豚肉と野菜はひと口大に切っておきましょう。にんじんは薄い短冊切りが加熱しやすいです。耐熱ボウルにカットした野菜を投入しラップをふんわりかけます。600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。
<POINT>
この日豚肉がストック切れ。ウインナーを輪切りにして対応しました。食べやすかったらしく、子どもが喜んでいました。
2.うどんは、このタイミングで茹でておきましょう。フライパンを熱して、ごま油をひきます。肉を炒めたら、先ほど電子レンジで加熱した茹で汁ごと野菜を投入し、油と絡めるように炒めます。野菜の茹で汁が多すぎる場合は、捨ててから炒めてもOK。茹で終えたうどんは、ザルにあげてしっかりと水気を切ります。
3.フライパンに水気を切ったうどんをいれましょう。そこに<a>の調味料を全て入れて、和えるように炒めます。焦げ付かないように、野菜の茹で汁やうどんを茹でた汁を利用すると便利。完成した焼うどんには、鰹節がよく合います。
うどんは、昔から日本人に馴染み深い料理です。だからこそ、マンネリしやすいメニューでもありますよね。うどんのよさを活かしつつ、さまざまな味付けで楽しめるといいですね。
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