さばのトマト煮で「ピリ辛さばペンネ」
マルハニチロ「さばのトマト煮」は、トマトソースが濃厚なのが特徴。なのでスパゲッティよりも味が染みにくいペンネに使うのがいい。濃度の高いトマトソースがペンネに絡み、美味しく仕上がるのであります。
ペンネは規定時間通りに茹でるのだけど、そこで裏ワザ! さばのトマト煮缶の外側をきれいに洗っておき、ペンネを茹でている熱湯に投入するのだ。3分経ってから引き上げれば湯せん完了であります(缶が熱くなっているのでトングや穴あきおたまで引き上げるべし)。
茹で上がったペンネを湯切りし、缶詰の中身と一緒にボウルに入れ、さばの身をほぐしながらよく混ぜる。味付けに赤唐辛子と塩を加えれば、「ピリ辛さばペンネ」の缶成! 乾燥ペンネ130gで作れば、1缶で2人分作れますぞ。
【美味しくするポイント】
オリーブオイル好きなら、出来上がりにエクストラバージン・オリーブオイルを掛ければモアベター。
イタリアンテイストなさば缶で「さばスパゲッティ・ナポリタン風」
極洋「さばのトマトパッツァ」は、にんにくが利いたイタリアンテイスト。でも後を引く甘さがあって、ちょっとナポリタンを連想させる味わいだ。
そこで、乾燥スパゲッティ65gを茹でつつ、きれいに洗ったさばのトマトパッツァ缶を同じ鍋で湯せんする(1品目と同じ手順)。茹で上がったスパゲッティと缶詰の中身を混ぜ合わせ、グリーンピースをトッピングして黒こしょうを掛ければ「さばスパゲッティ・ナポリタン風」の缶成であります。
この缶詰は内容量が少ないので(その分価格が安い)、1缶で1人分を作るのがオススメ。
【美味しくするポイント】
出来上がりに粉チーズ&タバスコを掛ければ昭和のナポリタン風。
鯖トマト煮はオリーブを加えて「さばスパゲッティ・シチリア風」
高木商店「鯖トマト煮」は、中に入っているさばの量が3品中もっとも多い。ゆえに、さばを主役としたパスタに仕上げるため、魚介パスタが名物のイタリア・シチリア島に習って仕上げたい。基本的には茹でたスパゲッティとあえ、塩で味を調えればいいのだけど、輪切りのオリーブを加えればシチリア風になっちゃうのだ(ちょっと安易だけど)。仕上げにエクストラバージン・オリーブオイルと黒こしょうを掛ければ出来上がり。乾燥パスタ130gで作れば、1缶で2人分作れますぞ。
ちなみに、缶詰博士的にはオリーブの実も缶詰商品を使いたい。国分の缶つまから「ミックスオリーブ」が出てますぞー。
【美味しくするポイント】
「松の実」を入れるとさらにシチリアさがUP。
今回はさばのトマト煮缶を使ったパスタ3品を紹介しました。どれも缶詰に入っているトマトソースを使い切るのがポイントで、別にトマト缶を用意してトマトソースを作る必要なし。出来上がりの味が薄い場合は(パスタの量が多いときなど)塩を足すだけでOK!